書き初め

樽底
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年が明けたので日記帳を替えた。迷っていたわりに大晦日の晩には「新年だなあ。替えるか!」の気持ちになっていたので、やはり根本的にやりたいことを我慢できない性格なのだと思う。今のところ不都合も出ていないし、二〇二四年もきっとこのままだろう。

書き納めとして書いた話を読み返したところ気に入らず、ボツにして書き初めとして改訂版を書いた。要らないな、と思ったところを削りまくったら、短いながらもいい感じにまとまったので嬉しい。先日、とても素敵なSSを拝読して改めて思ったのだが、小説って字数じゃないんだよな。もちろんたくさん書けるのは嬉しいし、書いた!という達成感にも繋がるし、そもそも字数を積み重ねられる人は羨ましい。けれど、自分の理想を考えてみると、長さに寄らず人の心を掴める(この場合の人は読者であり書き手私のことでもある)文章を書けたらいいな、というのがあって、だから必ずしも短いことに焦る必要はないのだと思う。今年の目標は字数にとらわれ過ぎないこと。Twitterでも似たようなことを喋ったけれど、忘れたくないのでここにも書いておく。

キュ読み返しは今29巻。稲荷崎戦、読むたび新鮮に「怖~!」と思う。何が、と言われるとうまく言えないのだけど、試合の雰囲気が。読んでいると心臓にびしびし負荷がかかってくる感じがする。緊張で。

@tarusoko
たぶん日記