アジャイル1年生がRSGT2024に参加した理由と若干の自己紹介

tash
·

2024/1/10~12に開催されたRSGT2024に初めて参加してきました。

社外のコミュニティへ出るの自体初めてでしたがこんな世界があるんだと感動しました。

少し自己紹介。

私は新卒入社から某金融系のSIerで3年半お堅いシステムの保守開発をしており、技術も枯れ切ったものを使うしカチカチのウォーターフォールの環境で育ちました。その時のアジャイルに対する気持ちはこんな感じ。→「アジャイルっていう開発手法があるのは知ってるけど、うちの会社ではウォーターフォールしかやらないんだろうなあ~」

なんとここから急展開。

保守開発での長めのプロジェクトが終わった2023年9月に、上司から「試験的にアジャイルを行っている部署に行く選択肢もあるけど、どう?」と言っていただき、その話に飛びついてアジャイル開発の門戸を叩きました。

2024年1月現在でアジャイル4か月目のベビーなのですが、開発者ロールでジョインしたものの、今までの開発とのやり方の違いに最初はかなり戸惑いました。その辺はまたどこかで言語化して載せておこうと思います。

本題に戻ります。

それまでは社内に閉じこもっており、外部のコミュニティもカンファレンスも参加したことがなく、名刺すらない状態でした。(今も持ってない泣)

そんな中、私が所属している部署の上司からこんな提案がありました。

上司Kさん「1月10日~12日はスクラムを全部止めて、RSGTにみんなで参加しよう!金は会社持ちにする!」

というお話をいただき、そこで初めてRSGTのことを知りました。

RSGTの参加は上司の鶴の一声で決まったので、特に自分から行きたい!といったわけではありませんでした。この段階ではオンラインでセッションを見るくらいだと思っていました

RSGTの鬼門、それは現地チケットが激戦なことですよね。

弊社では上司の声掛けによりみんなでRSGTの現地チケット争奪戦に参加しよう!となり、10名くらいでチャレンジしました。

運よく私は自分でチケットを取ることに成功し、そのまま現地チケットをいただけることになりました!

というわけで参加した一番の理由は、「チケットが取れたから」でした。

(社内でもコミュニティに参加している人はあまりいないので、現地チケットがあるからと言って手を挙げる人が少なかったのもラッキーだったかもです。)

参加した感想を少し。

自分と同じような境遇(アジャイル始めたばかり)の人や、RSGTに何度も参加している方、スタッフをされている方など様々な方と交流することができました。

ふりかえりで有名なびばさんは、私がアジャイルをやり始める前に弊社でふりかえりのセミナーをしてくださったことがあり、当時の私はそれをぼんやりと聞いているだけでした。今回びばさんのセッションでご本人を目の前に色んな振り返り手法を学ぶことができて、それを実際にレトロで使っていきたい!と思えたのは以前の自分とよりも少し成長したなと思える瞬間でした。

ご本人にその感謝含めて話しかけに行きたかったのですが、チキってしまったので反省。

界隈で有名な方々なども全然存じ上げていなかったのですが、セッションや飲み会の場でいろんな方を知ることができました。

特に思ったのは、FIRST TIMERにもやさしい。初参加だからとRSGTの歩き方を教えていただいたり、まだ話したことのない人の紹介をしてくださったりいろんな人と会話させていただきました。これがギャザるってことか。

discordで勇気を出して飲み会参加したいです!と声を上げてよかった。

現地でなければこの熱狂を肌で感じられなかったことを思うと、参加できて本当に良かったです。RSGTに参加して、今まで社内に閉じこもっていた自分から抜け出せた気がして、少し自信が付きました。

参加の機会を与えてくださった上司には感謝しかないです。

来年も参加したいので、チケット争奪戦に勝つぞ~

あと大阪の人とも会話するぞ~

2024年は赤ちゃんから幼稚園児くらいになりたい。

終わり