はじめに
ときメモGS過去作シリーズ、Switch配信おめでとうございます&ありがとうございます。バレンタインに配信されてからGWを迎えてもなお楽しく遊んでおります。4を購入したのが実に高校生ぶりのときメモGSだったんですが、なにぶん最初にプレイしたのが2006年のGS2(PS2版)で、はね学に魂を置いてきてしまったため、風真玲太にどれだけ言い寄られても佐伯瑛のことを考えては「GS2復刻してくれないかな〜」と思っていたところ渡りに船でございました。
高校時代、女子校ゆえ現実の恋愛に縁がなく、乙女ゲームと夢小説でお茶を濁していたあの頃にプレイしたGS2は衝撃的で、その後の恋愛遍歴に余計な影響を与えたんですが(大学4年間リアルときメモした)、まあそのおかげで結婚できたような気がしなくもない。恋愛シミュレーションゲームを恋愛のシミュレーションに使う奴、いました。ここに。
という訳で、リアル高校生の頃にGS2を浴びた人間の再プレイ記録です。配信日の2/14からやっていたものの、こういうの今時何にまとめたらいいんだろうな……と悩んでいたらこんなに時間が経ってしまった。当時よりインターネットも選択肢が多くなって難しいな〜。
★1周め 佐伯告白ED2
懐かしの珊瑚礁
自己紹介シートとスチル発生条件だけカンニングして、あとは記憶を頼りにプレイしました。自己紹介シートをカンニングしたのは事故チューのためですね。絶対に佐伯と事故チューしたかったので。高校の頃の初回プレイは珊瑚礁/吹奏楽部(現実で吹奏楽部に入っていたので)、事故チューは若王子先生でした。今回は部活は生徒会。何故なら高校生の時からCV小桜エツコに脳を焼かれているから。
もうオープニングから懐かしくて、珊瑚礁での出会いとかちゃんと覚えてるのびっくりしました。「私の高校生活、いいことある ーーーかな?」がほんと好き。速攻で珊瑚礁でバイト始めた。
佐伯のテスト順位の話
最初のテストで「佐伯、こんな順位低かったっけ?」となったんですが、佐伯が珊瑚礁を続けるために成績を維持している設定、ちゃんと覚えてたんだな。最初にあれっ?てなった時、昔好きだった男の子のテスト順位覚えてる自分キモ……となった。自分の現実のテスト順位なんて覚えてないぞ。不具合、早々に解消されて何よりでした。
初手から部屋デート
好き状態になって一発目でのデートのお誘いが部屋だったので笑っちゃった。積極的だね佐伯くん。ところで2って部屋デートで薄着した時の特別会話ないんでしたっけ。4をやった時に「あ〜こういうのあったあった!」と思ったのでGS1,2でもあったような気がするんですが気のせいかなぁ。PS2版のwikiまで見に行ったけど書いてなかったし。佐伯の部屋デート薄着特別会話見てえ〜っていう願望が強過ぎたのかもしれない。
この、みそボンども!
みそボンとは?ーボンバーマンというゲームで、敗北したプレイヤーがフィールド外から爆弾を投げ込み生存プレイヤーの妨害ができるのですが、その際フィールド外に飛ばされた敗北プレイヤーをみそボンと呼びます。
パラ上げも珊瑚礁なんで順調、親密度も1年8月で友好、2年4月には好き状態になっていて2,3年はひたすらイチャイチャという順調ぶり、しかし3年に入ってからの爆弾処理が異常に大変でした。久しぶりに全員に会いたい!と思って男の子も女の子も全員出していたので、爆弾が点灯するわするわ。毎月のように「このみそボンどもがぁ!」となっていました。みそボンってもう敗北したプレイヤーを指すので、GSに置き換えるとすごく残酷な表現ですね……。でも、もう佐伯しか見てないから!みんな大人しくしてて!
と言いつつ、学力がインフレしていたせいで氷上と先生があっという間に好き状態になってデートに誘ってくるようになると普通に行ってしまいました。そりゃ行くでしょ、1周目だもの……。因みに氷上とデートし過ぎてちよみんにライバル宣言されました。超可愛かった。誤解を解いたら氷上の親密度爆下がりしてて笑った。ごめんな氷上……。
佐伯、負けないで
爆弾処理は何とか凌いだんですが、凌ぎ切れなかったのが先生。日曜空けてるとすかさずデート誘ってくるので、3年文化祭前に佐伯の親密度を抜いてしまいました。デートに行くな。おかげで学園演劇は先生に。反省。時を戻して一途に進めました。学園演劇もクリスマスも無事佐伯だったのですが、佐伯がいなくなってからセーブアイコンが先生になって普通に焦りました。GS名物「イベントぜんぶ取ったのにパラ不足で彼来ず」でもなく、普通に親密度で佐伯が負けて来ない!?と3/1までドキドキでしたが、ちゃんと灯台に佐伯が来てくれました。あ〜良かった。因みにこれは先生に乗っ取られたセーブデータ。
EDまで見て、一気に学生時代に引き戻されたというか、最初の感情が「初恋!!!??」だった。GSで最初に攻略したのが佐伯だったから間違いではないと言えば間違いではない……か……?これを女子高生の頃に浴びた自分、ちょっと羨ましい。そしてスチルとかイベント内容をほぼ覚えていてビックリした。水着エプロンも膝枕も記憶あった。ていうか水着エプロンなんて後にも先にもお前くらいだからな佐伯……。ラブコメエロコメ大好き人間なので、私はこのイベント大好きです。当時から好き。友好状態でしか発生しないのがまた良い。
佐伯瑛のキャラクター性
SwitchでGS2を始める前、Xに「佐伯瑛のキャラクター性は令和じゃもう味わえない気がする」と書き残していたんですが、EDまで迎えてみて、確かに令和じゃもう生まれない気がするなあ……としみじみ思ってしまいました。というかGS2の世界観が2000年代なんだから仕方ない。あとクリスも令和じゃ生き残れない。コンプライアンス的に。あと水着エプロン(何回擦るつもりだ)
とは言え、負けず嫌いで頑張り屋でちょっとひねくれてる男の子が、どうしても諦められないもののためにずっと努力してる、というキャラクター性は今でもありふれていながらすごく魅力的ですよね。ずっと無理をしてきて疲れちゃって全部諦めようとするけど、ちゃんと自分で立ち上がってきてくれた先で、格好悪くても仕方ない、それも自分だからって言いに来てくれるところが大好き。本当の自分が分からなくなるって悩んでたのも乗り越えて。佐伯は自分のこと格好悪いって言うけど、そんなところが格好良く思えるんだよ、恋をするとさ。なーんてね。