「自尊心が低く承認欲求の塊だ」
と俯瞰した自分に言われる夢を見て、朝からテンションが低い。まだまだなにか言われそうだったが、目覚ましが鳴り事なきを得た。
卒業してとても長い年数が経っているのに、未だに学生時代の夢を見る。見る夢は大体似たような内容で、皆楽しく笑っているのに私だけ疎外感を感じている。グループ分けして1人だけあぶれる。友人として名前が挙がらない。寂しさと共に目が覚め、もう学生じゃないことに感謝する。今回も教室でひとりぽつんといる私に対して、前述の言葉を浴びせられた。
と、ここまで書いて気が付いた。学生時代の夢を見るのは自己肯定感と関係がありそうだ。
若い頃よりはだいぶ自己肯定感─良くも悪くも引っくるめて自分なのだ─と、受け入れられるようにはなった。しかし何かの折にふと自分はいてもいなくてもいい存在だなぁと思う瞬間があるのだろう。その無意識が一番自己肯定感が低かった学生時代という形で夢に表れるのではないか。つまり私は何か自己肯定感が低くなる出来事を、どこかで体験もしくは体感した。
私は自分の感情にかなり鈍感なので、気付いて早急に対処するようイメージとして度々こころは発信する。しかし本体は一向に気付く気配はなく、また学生時代の夢見ちゃったエッヘヘーみたいなノリ。最終手段としてストレートな言語で訴えたのか。ごめんね、本体がバカで。
ようやくメッセージに気が付いたので、ここ数日で何が起こったのか考えてみよう。思い当たることは、ある。
嫌な夢もメッセージだと考えると悪くはない。