でもキャノンボールは吹替じゃないといや

tato
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Amazonプライムでピンクの豹を見ようとしたら吹替版しかなく(字幕版は有料)じゃあ別のを見ようと探していたら、連れ合いが007サンダーボール作戦にしよう!とトンビに油揚げされた。

007はカジノ・ロワイヤル(1967)しか見たことがなく、最近1作目を見たばかり。1しか見てないのに4作目を見て大丈夫なのか心配だったが、特に支障はなかった。

とはいえジェームズ・ボンドの女好きが1作目より加速してるし、胸毛をえらく見せつけてくるしで歩くハラスメントのようだった。ちゃんと順番に見ていたら耐性が付いていたのだろうか。

ついでに言うと、英語全然駄目なのになぜ字幕版にこだわるのだろう。視力が悪いので字幕見るの難儀だし、作品によっては白い画面に白の字幕で見えないよ!ってものもある。だのになぜ。

それは洋画は字幕で見るべしというこだわり。そのこだわりのせいで字幕を追うだけで細かいところを一つも見ていない。字幕の周辺だけが私の映画視野。

あと吹替だと(当たり前なのだが)日本語話してる…となり、感情が一歩引いてしまう。視覚での日本語(字幕)はいいのに、聴覚としての日本語(吹替)は駄目な理由がよくわからない。アニメは吹替でも全然平気なので、リアリティが関係しているのかもしれない。

そこまでこだわるなら外国語を勉強して字幕なしで見られるようになればいいのに、そのような向学心は一切ないので単に通ぶりたいだけなのかもしれない。そもそも字幕版を見るから通という考え自体おかしな話で、字幕を追うだけの映画鑑賞など半可通もいいところだ。

軽い気持ちで書き始めたのに思わぬ疑問に行き着いた。明確な答えが出せないまま、半可通なこだわりは続いていくのだろう。

【追記】

タイトルのキャノンボールもだが、ITV制作『名探偵ポアロ』も吹替(NHK版)じゃないと駄目だった。つまり刷り込みですね。

@tato
書きたいときにしか書かないことにした