結局GWと言う名の4連休は外出することなく勉強をして終わった。思い出としてはさっき風呂の栓をしないまま湯を張ってたことに気が付いて水道光熱費を無駄にしたことですかね。
ゲームも結局しなかった。
いやGCCXの本日の挑戦だけやってた。大概5-10分以内で終わるし。
基本家にいることが好きなので別にいいのだけど、1日ぐらいは何かしらの思い出を作るべきだったかなぁとも考える。死ぬ前の走馬灯に流す思い出をなるべく作っとかないと。
あ、そうだ。連休中ずっとパセリを食べていた。2024年突然パセリに目覚めたのだ。無造作にちぎってレモン汁ぶっかけてもしゃもしゃと食べている。文明に目覚めそうな兆しが見えるけど、まだまだ野蛮な食べ方。濃い味が苦手なので濃すぎるぐらいならいっそ味がしない方がいいという考え方のせいで料理は全く上達しない。こういうのも悪食というのだろうか。
悪食と言えば嵐山光三郎「文人悪食」文豪たちの食にまつわるエピソード集。悪食とは言い難いものが多いなか、森鴎外の饅頭茶漬けは私の中では間違いなく悪食。ご飯の上に饅頭を乗せてお茶をかけて食べる。ご飯とお茶の間に饅頭を絡めてはいけないと思うのだ。
しかし衛生観念の厳しい鴎外から見たらこれは理に適ったもの。これを美味しそうに食べる鴎外を見て子どもたちも我先に真似して食べる。読んでいるうちに美味しそうに見えてくるのは、子どもたちの父親への深い愛情のせいだろう。愛情が料理のエッセンスとはこういうことなのだろうか。違うか。
再読して思わずやってみたくなった。しかし家には饅頭はなく白飯もなく緑茶もない。つまり学校ないし家庭もないしヒマじゃないしカーテンもないしということだ。明日からまた平日が始まる。
ついでに言うと花瓶もない