Kodak i60で味を占めた私は新たにフィルムカメラを買った。
OLYMPUS PEN EE-2
まず見た目が好み。それとピント合わせや露出調整が不要なのでフィルムカメラ初心者に最適なカメラだそう。たまたま5千円でお釣りぐらいのお値段で売られていたので店舗取り寄せをしてもらい、いざご対面。カメラは値段のわりにきれいだったが、店員さんからはレンズゴミホコリカビファインダーヨゴレモルトレッカハガレナンタラカンタラなどと詠唱された。モルトってウイスキーですかね。よくわからないまま微笑みと頷き。カメラ屋は相変わらず異国だ。
まず見た目がいい。グレーが渋い。そして手に持った感触と存在感のある重みもいい。レンズ回りのキラキラも華やかでいい(サークルアイというんだね)
ファインダーは若干曇った感じで、レンズは遠目で見たらゴミっぽいものがあった。店員さんが詠唱していた通りだ。
とりあえずフタは開く。フィルムは巻ける。シャッターは切れる。赤ベロも出る(暗いところでシャッターを切ろうとすると出る警告マーク)いいんじゃないですか。
というわけで撮影だ。これはハーフカメラなのでフィルムの枚数の倍撮影できる。36枚撮りなら72枚だ。多すぎる。72枚も撮りたいものなどない。
カメラ内部に光が漏れてるかは現像してみないとわからない。
カメラに詳しい人が、このタイミングで不穏なことを言う。光が入ってるとせっかく撮影した写真が白飛びし、最悪全て台無しになるそうだ。それフィルム入れる前に聞きたかったな。