いろいろ書きたいことがあった気もするが、ドラえもんのどら焼き屋さん物語が1日のうちの限られた時間全てを食い尽くしている。
気が付いたらちまちまやってしまうカイロソフトのゲームシステムと異常なまでのF先生愛が融合した問題作。パジャママンって誰?このモブキャラどこにいた?そのアイテム何?
どら焼き屋さんなのに皆の望むことが個人商店の範疇を遥かに越えている。
どら焼き屋の中に八百屋や映画館建設を望まれる。合田雑貨店はもちろんどら焼き屋じゃないが当たり前のように金をせびられる。
キー坊(木)は留学したがるし。
ツチノコすら家を欲しがる。
21エモンはつづれ屋(宿)を要求し、ウメ星デンカは居城を要求する。その全てを叶えないと一流のどら焼き屋さんにはなれないのだ。どら焼き屋さんって大変ですね。
どら焼き屋さんを経営していると鉄人も拾える。
もちろんジャイアンリサイタルも開けるよ!※曲を聴いて頭が狂った客たちがめっちゃめちゃのはっちゃめちゃに商品を買ってくれるが店の評判が地に堕ちる。
ドラえもんのことを詳しくなくてもF先生の作品を全然知らなくても楽しめるというか、詳しいと豪語する人ほど自分はまだF先生のことを何も知らなかった…とうちのめされると思う。そして知らなかったり知ってたつもりであった作品を読みたくなるし、アニメも見返したくなる。私はチンプイとポコニャンを読みたくてKindleの欲しいものリストに入れている。
カイロソフト作品にしては少しお高い(2,480円→9/10まで2,232円)けれど、この値段でここまでF先生世界を壊すことなく作り込み(やり込まなければ)子どもでも楽しめるお気軽なゲームシステム。地球上の全ての生物にお勧めしたいし、是非とも時間を食われてほしい。
ファミマ限定発売のF作品まんまる焼き。チンプイかわいい。