
読もうと思ったきっかけ
日本や世界の歴史や今を知るという点で、池上彰さんの解説や本は分かりやすくて好き。
また、池上さんのTVに映されるそのお人柄や聴こえてくる声、その言葉選びや学びの姿勢などは、見習いたいとも思うし、そんな風に年齢を重ねたいと思ったりもする。
そんなわけで新たな刺激を受けるべく、最近本屋で気になっていた本を買ってみました。
読んでみて
池上さんらしい解説(というか考察)が示されていて、仕事・教育・自然災害・暮らし・健康という5つの柱で2040年の未来予測が展開されていた。
いまの日本や世界で起きている出来事を中心にして、「こんな未来が考えられるかも」とあくまでも可能性の一つとして語られており、なるほど確かにそんな未来が来そうだわと納得してしまう。
この本の上手いな~と思うところは、こんなふうになると良いなという明るい未来と、こんなふうになったら嫌だなという暗い未来が同時に示されていること。(1つ1つを書いちゃうとネタバレになるので書かないけれど)
2040年ということは「15年後」で、ぼくは60歳オーバーな年齢‥。
いやいや、考えたくはないけどそんな年になっちゃうのね。
家族に目を向ければ、妻は同じく60代、長男は20代後半で次男は20代前半。どんな青年になってるんだろうな~、どんな仕事に就くんだろうな~という期待もあったりして今から楽しみでもある。
池上さんの予測する5つのテーマ、全てにおいて明るい未来が来るかどうかは誰にも分からないけれど、あまり悲観的にならずに一歩ずつ進んでいこう。
「未来は白紙。自分で作っていくもの!」だよね。
※バックトゥザフューチャーのドクの台詞より。
