好きなアニメ10作品について考えてみる

taucchi
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こちらの記事で好きアニメのタイトルを10個挙げてみたのだが、このままでは勿体ないので、なぜそのアニメが好きなのか理由を考えてみることにした。

宇宙よりも遠い場所(2018年)

「女子高生4人が南極に向かう」そんな姿に心が震えた作品。全13話。

登場するこの4人には、それぞれに心の葛藤があって、それは失敗への恐れだったり、人間関係づくりだったりするのだが、きっとこの年齢なら誰もが感じるであろう、「自分と周囲との価値観の違い」や、「思った通りに物事が進まないもどかしさや苛立ち」、「誰かに対する反発心」など、そうした感情がすごく伝わってきて心を打たれたし、すごく感情移入できた。

物語が進むたびに涙があふれて、これまでに観たアニメの中でも一番好きな作品かもしれない。

たとえ周りから変に思われたとしても、自分の中で夢や目標を見つけ、それに向かって突き進むことってすごいことだと思う。もちろんそれを実現する過程では、悩んだり迷ったり、ときには傷ついたりもするのだけれど、そこで出会った友人や仲間たちと笑ったり泣いたりする中で、お互いに成長できるのって素敵なことだと思う。

ぼく自身、いつまでもそんな風に夢や目標に向かって歩んでいきたいし、そうして出会った友人や仲間を大事にしていきたい。

このアニメを見て以降、新聞なんかで「南極観測船」の記事が目に留まることが増えた。南極なんて自分には全然関連のない果てしない土地だったのだけど、何だか身近に感じるようになったし、そこに向かう観測隊の人たちを勝手に想像しながら応援したくなった。

ラブライブ!スーパースター‼(2021年)

ラブライブシリーズはどの作品も好きなのだが、1つ選ぶとしたら自分はこのスーパースター。

公募で学校名やグループ名、主要キャストが決定されたりして、何かと話題になったのが印象的でもある。

これまで9人編成だったラブライブの中では、このスーパースターに登場する5人組のLiella(リエラ)は新鮮で、人数は少ないながらも歌声がとてもパワフル。曲調によっては、しっとりとした歌声だったり、アップテンポで元気がもらえたり、観て&聴いて楽しいし、とても心地いい。そういう意味では、ラブライブシリーズ全般に制作チームの深い愛情を感じたりもする。

ちなみにこのLiella、ずっと5人編成でお話が進むのかと思っていたら、期を重ねるごとにメンバーが増えたりして驚いている。これからもこのラブライブ!が続くことを祈って応援を続けたい。

響け♪ユーフォニアム(2015年)

放送開始を調べてみたら結構前だったことに驚いた。

というのも、ずっと気になっていたアニメだったのだが、見始めたのはつい最近だったりする(2023年11月頃から)。

ぼく自身も高校時代の部活動でマーチングバンド部に入っていたので(楽器はクラリネットやパーカッション)、まだ最初の数話しか見れていないのだけど感情移入が半端ない。作品のどの場面を切り取っても、「あったあった」とあるあるネタのオンパレードで当時の苦労をすごく思い出す。

アニメの視聴はまだ1期の途中なので、2期、そして新しい3期とじっくり楽しみたいと思う。

ウマ娘プリティーダービー(2018年)

同名のゲームCMで話題になったことからアニメの存在を知ったのだが、1期をみて衝撃を受けた。

おもしろい!ウマ娘カワイイ!

「競馬」は就職したての頃に友人と一緒に何度か楽しんだことがある程度で、馬の名前とか全く知らなかったド素人。(知識なんて、騎手の武豊選手はすごい!っていう程度しか持ってなかった)

しかし、そんなぼくでも登場するウマ娘たちの魅力に目を奪われ、あっという間に虜になった。

アニメの1期、2期でそれぞれ主役として描かれるスペシャルウィークやトウカイテイオーなどはもちろん、それを取り巻く他のウマ娘たちにも魅力がいっぱい。

題材が競馬なだけにレース中の描写は命だと思うが、走るのが苦手なぼくでも「走りたい!」って思ってしまうくらいに緊迫感が伝わってくる。走っているときの息苦しさや緊張感、一着を取ったときの嬉しさや、負けた時の悔しさなどもビシビシと伝わってきて、こちらも思わず手に汗握ってしまうほど。

たくさんのウマ娘が登場するので、顔と名前を覚えるだけでも大変だが、そんな部分も含めて良い作品だなあと思う。ウマ娘かわいいよ。

少女歌劇レヴュースタァライト(2018年)

演劇学校に通う少女たちが舞台に挑むミュージカルアニメなのだが、剣や弓など武器を振り回してオーディションを戦うという謎めいた作品。

レビューという名のもと歌ったり舞ったりしながら舞台少女たちがバトルを繰り広げるのだが、ここがミュージカル仕立てになっていて物語が進んでいく。

ぼく自身、仕事の傍らアマチュアのミュージカル劇団で10年ほど活動していたこともあり、あっという間に感情移入してこの世界観にハマってしまった。

アニメの枠に留まらず、舞台やコンサートなんかも行われたりして、演者となる声優さんたちの歌声やそのパフォーマンスの素晴らしさには、ため息が出るほどで、ずっと観ていたい衝動に何度もかられた。(もっぱらBlu-rayで鑑賞していたのだが、それでも会場の熱気が伝わってきて何度も胸が熱くなった)

ダイの大冒険(2020年)

週刊少年ジャンプで大好きだった作品。装いも新たにアニメ化するということで期待大のまま無事にエンディングまで迎えた感じ。

原作漫画の雰囲気が残されていたことと、バトルシーンの緊迫感や魔法などの描写が想像以上で、毎週の放送が待ち遠しくてたまらなかったし、登場人物の声も自分のイメージに合っててとても良かった。

ハートキャッチプリキュア!(2010年)

プリキュアシリーズは、ハートキャッチ、スイート、スマイル、ドキドキまでは見ていたがその中でもこれが一番好き。

アニメの絵柄がシリーズ毎にガラッと変わるので、割と自分の中で好みが分かれてしまうのだが、その関係もあって前述の4つを見ていた感じ。

ハートキャッチはその中でも、シリアスとギャグのバランスが自分にとってちょうどよく、好きな声優さんの一人、水樹奈々さんが演じていたこともあって好きな作品になっている。

ゆるキャン△(2018年)

ゆる~い日常系アニメ。

ソロキャンの楽しみ方や、仲間同士のキャンプの面白さ、知ってるとお得(?)なキャンプミニ知識などが散りばめられていて素敵すぎる作品。

テントを自分たちで張るような本格的なキャンプは全く経験がないので、アニメを観て想像するしかないが、家族はもちろん、心の許せる仲間と一緒にキャンプをやってみたいなーと思わせてくれる。

キャンパー仲間でもある主要登場人物たちがそれぞれに個性的で、キャンプ愛に溢れているところが良いなあと思う。

ちなみに、福原遥さん主演の実写版ゆるキャン△も、アニメに負けないくらいの雰囲気があってこちらも良い。

らき☆すた(2007年)

この当時、Twitterつながりで知ったアニメ。そこから同作の4コマ漫画を買い、ぼく自身もゲーム・アニメ好きになる(もとい、オタク化していく)要因ともなった思い出深い作品の1つ。

登場人物の一人、「こなた」のイラスト(ファンアート)を描いては、pixivにアップして、当時らき☆すた仲間だったフォロワーさんたちとワイワイ言い合ったり、オフ会としてアキバ散策や飲み会、オンラインゲームで楽しんだりしていた。

主要人物となる4人の取り合わせもよくて、オタクキャラの他、ツンデレだったり、天然だったり、知識人だったりがいて、そんな4人の凸凹感が大好きでした。アニメやゲームネタがいっぱい入ってるので、好きな人にはたまらない作品。

けいおん!(2009年)

こちらも、らき☆すた仲間から派生して知ったアニメの1つ。

日常的にはゆるーい感じで癒され感満載なのに、演奏シーンでは雰囲気もガラリと変わり、ロックでパンチの効いた歌声を聴かせてくれたりして、1粒で2度、3度と楽しめる作品。

というわけで自分なりの掘り下げ終了。

めちゃくちゃ時間がかかったが、こうして書き出してみると、それぞれに思い入れがあるんだなと分かり安心した。

@taucchi
手帳や日記の延長線