20代の頃は髪を切ってもらうのが面倒くさくて、3~4ヶ月は放りっぱなしということが多かったが、30代の頃はこれが2~3ヶ月に1回は美容院に行くようになり、40代の今は1~1.5か月に1回くらいの頻度で髪を切ってもらっている。
この頻度が変化したことの理由はおそらく2つ。
1つは結婚したこと。
もう一つは仕事で講師を担当するようになったこと。
特に、学生に向けて就活セミナー的なことを話していたので、自然と「身だしなみ」を整えたり、「清潔感」を大事にすることを自分でも意識するようになった。
そして、それとあわせて、ぼくの中では「美容院」や「理容院」という場所が、年に何度か訪れる特別な場所になったとも思う。
なんというか、髪を切ってもらうと自分の気持ちがリセットされたような気分になる。感覚的には、神社にお参りに行くと、乱れた心が落ち着くような感覚になったりするが、ああいう感覚と同じような。そこに行けば、自分をすっきり爽やかな居心地にさせてくれて、「また、明日から、がんばるぞー!」って気持ちにさせてくれる、そんな場所。
ここ数年は、小ぎれいにさっぱりショートヘアが自分の中ではお気に入りで、最近はソフトモヒカン風な感じに仕上げてもらっている。40代も後半になって白髪もかなり増えてしまったものの、そんな変化もまたお気に入りだったり。
これからもそんなお気に入りの場所を大切にしたい。