ちょっと書いてみることにした。
昨晩は手に優しくないので積んであった、ルビーの四六判上巻を1冊。とても読みやすくて、評判が良いのもわかる。下巻を買って読んだら感想も変わると思うが、色々饒舌なのはちょっと好みから外れる。
Web出の出版が増えている。だいたい四六判で出る。オリジナルが長いから(編集=手直しはしてると思うけど)、そしてきっと商い的に、という判断だろう。紙の、特にBL小説業界はずっと厳しい厳しい言われてきてるから、応援とおのれの目のためにも価格・コストには納得している。
でもさー、手に優しくないのよね。あと持ち歩き。BL小説読み友内でもこの話題は頻繁に出ていて、大きいサイズは「いつでもどこでも愛読」には向かない。ノベルスサイズはギリいける。でも四六判はキツい。
電子にすりゃいい?それで解決するなら、ボヤいてないっての。電子保有も結構な冊数あるんだけど、速読とかしにくいんだよね。あと「あの場面どうだったっけ?」で瞬時にページ移動・検索・確認できちゃうのが紙。慣れとかの問題じゃないんだわ、物理。コスパだタイパだと効率が求められる時代だけど、1冊読むのに電子のほうが無駄時間が増える。いやほんとに。コミックはそれほどでもないけど、文字はね、ほんと紙が早い。紙の本の方が好きって言う方、決して手触りとか匂いとかそういうフィーリングだけの理由で求めてるわけじゃないと思うのよ。
青空のお出かけ日和、電車内で気軽にパラパラそして気づくとのめり込んじゃって1冊読み終わっちゃった!
そんな気軽な読書が一番の幸せだなあ……と思いつつ、手に重くて優しくない本を読む日が続くのです。とはいえ、手にはヘビーでも快作であれば、サイズ問わずほくほく満足。今年も素敵な作品にたくさん出会えますように。