なぜそうしたかの中の哲学

tazn
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ぽつぽつ、タロットどう読むのカード(仮)のモニターさんからレポートが届き始めている。ふきだしにセリフの入ったカードをタロットカードと並べることで対話を立ち上がる、というもの。やってくださる人によって何が起こるのか少し変わってくる、興味深い。

まあでも、タロットと向き合ったとき起こることは本当に人それぞれなので、そのこと自体はふきだしカードの効能ではないか。それより「何かを起こらせる」きっかけとして動けばそれでいいのかも。

自分の作るもの、こういうツールや、スプレッド、ワーク、デッキにはなんらかの自分なりの思想や哲学が含まれているとして、それはなにかを「なぜそうしたか」という細々とした理由の中にあるのだと思う。そういう理由をもうちょっと自覚的に拾い出して表に出していってもいいのかもしれない。

次回ルディア読書会用の日本語訳の資料を作る。必要そうなら注釈を入れるようにしていて、固有名詞は見つけやすいがが何かの引用文なんかは文章に馴染んで拾いにくい。今回はそういうものをうまく拾えた。これができると新しい発見につながる。

この本は1970年代のもので、ルディアはニューエイジにどっぷりの人。ニューエイジの特徴は世界のスピリチュアル文化のごった煮ということ。この本でも聖書が出てくればヴェーダも禅もブッダもメスカリンも出てくる。ただルディアはドラッグ文化からは少し一線を置きたいんだな、と今回わかった気がする。

スプレッド本の構成の検証、引き続き実際に殴り書きでスプレッドを作ってみながら。少し時間をかけて全体を確認しよう。