虫も引っ込む寒さ

tazn
·

そして雨。屋根作業なし。

タロットとじっくり向き合う日。以前やったタロットジャーニーというワークの結果を見直す。それによると自分のタロットの活動の旅(ジャーニー)は折り返し地点に来ており、今後はこれまでのやり残しと向き合い直す過程にきている。まず直近に向き合うカードが星。

右のソードナイトは自分自身を示している。これら2枚のカードは元々逆位置で出ていたものだ。星は宇宙からのメッセージを受信し、それを地上の水へ流す。宇宙からの視点がこれまでのジャーニーで見逃してきたところかも。

そう考えているうちに松村潔先生の「タロットの神秘と解釈」という本を思い出す。松村先生は宇宙に行っちゃう話をよく書いていて、この本ではタロットを通じてそれを語っている。

松村先生の本はおもしろいんだけど、それはおそらく新しい神話が語られているからなのかもなあと思う。宗教とか神様とかそういうのではないところから。

この本で星はなにかをチャージしてそれを放出するコンデンサやバッテリーのようなものとして解説される(これは数秘術の観点から導き出される)。宇宙に行ってから、帰ってきて宇宙でチャージしたエネルギーを地上の水に放流しているところ。

ソードナイトと星の共通点はタイツを頭にかぶっている点。本来なら足に履き、地面に接するものが天に向いている。大地を立脚点にするのではなく、天を立脚点にするということかもしれない。

これが逆位置だったのは、自分の生身の足で天に立脚しようとして失敗したのだ。肉体を持った足で天に立脚点を持つことはできない。足と同じ輪郭を持つ、中が空洞のタイツでなければ、正しく天に立脚することはできない(松村流にいうならタイツ=エーテル体)。