曇天てくてく富山旅行 #2

茶葉ンヌ
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富山旅行2日目の記録


1日の始まりは朝食からということで、ホテルの朝食でとろろおにぎり1個、鮭おにぎり1個、クロワッサンとバターロール、ホタルイカの佃煮?などのおかずを食べた。食べ過ぎである。

食べながら今日1日どこに行くか話し合い、決まらないままとりあえず富山駅へ。高岡に行ってみる?と電車を待つ間に、天気予報だとちょうど高岡は雨かもということでまずは富山市内を回ろう!と市電に乗り、本日最初の行き先は『池田屋安兵衛商店』に決定。

こういう建物が大好きで行きたかったので大満足。薬作りも体験して、胃腸の薬【反魂丹】を購入!ちなみに地元は北海道なのですが、小さい頃は薬売りの人が家に来ていたし、祖父の家にはここに飾られていたような富山の薬箱が置いてあった。それもあって実際に行くことができてうれしい!

そのあと、まだ市内は降らなそうだね、ということで次は『富岩運河環水公園』に向かうことにしてお店を出る。乗り場に向かう途中で見つけたのはガイドブックに載っていた『純喫茶ツタヤ』が!創業1923年の喫茶店で雰囲気がとてもすてきだった。すべりこみモーニングができてほっと一息。

朝ご飯あんなに食べたのにモーニングも食べ、目的地である『富岩運河環水公園』へ。少し晴れ間も見えて良かった!秋だねえ。

そして、最終目的地高岡市に。高岡駅について【瑞龍寺】についたときは小雨がぱらぱらと。でも中に入って出てくるころには止んでいて、曇天の寺というのも雰囲気がある。人も少なくて落ち着いてじっくり見られて良かった。

瑞龍寺を出るとまっすぐ道が伸びていて、その先には『前田利長の墓所』があるらしい。市内に寺と墓所を結ぶまっすぐ貫く道が、こんなに長い距離あるのすごいなあと思いながらてくてく歩いた。

こんな感じでまっすぐ道が続いている

墓所に着いて入ってみると、さらに奥まで続いていてすごい。

見終わってから一旦駅に戻り、観光案内所でおすすめの場所を聞くと『金屋町』を紹介いただいた。鋳物屋さんも見てみたいなと思っていたので、タクシーで行ってみると千本格子の家並み!素敵!!

入ったお店でかわいい鋳物の犬のキーホルダーを見つけてお父さんにお土産で購入。わたしたちの分も欲しかったけど1点限りで残念。

帰りに山町筋で土蔵造りの街並みも見て富山市内へ。夜ご飯はお母さんのリクエストで地元の人も行くような居酒屋を探す。お父さんはお酒飲めないため、今回は2人旅でせっかくだしということで駅近くのお店に電話をかけてみると宴会の予約までなら!と個室に入れた。生ビール、げんげの天ぷら、ホタルイカの沖漬け、氷見ぶり、そして地酒!(地酒の名前忘れちゃったよ)

このぶりの輝きを見て

分厚いのに脂がのっててとろける感じで美味しかった~~!!げんげは初めて聞く魚だったんだけど、とろとろしていて美味しい。調べると、げんげは深海魚とのこと。富山以外では食べられない気がするので、また食べたい!

ただ、途中で昨日から続く飲みすぎ食べ過ぎにより若干胃の調子があやしくなってきて「今日買った反魂丹飲んでみる…?」という話に。

小袋を開けると小さい粒が10粒ほど入っており、恐る恐る飲んでみる。鼻に広がる懐かしい香り。あまり期待しないでいたんだけど、食べ飲みしながら30分くらい経ったところでお互いに、「あれ?なんか気持ち悪さがなくなった…?」と、どんどん酒が進む。お会計の時になっても全く胃が重くなく、鱒寿司を買おう!!と富山駅に戻るほど。そのあと、青山総本舗の鱒寿司を一段と、かりんとう饅頭、黒ラベルを購入。お母さんとわたしはそんなに胃腸が強くない方なのに、お風呂に入り終わってからも胃腸が軽く、全然食べられちゃうよね、と戸惑いながら鱒寿司も食べたし、ビールも飲んだし、かりんとう饅頭も食べてしまった。こんなに食べても全然平気なのが逆に怖いくらい。年末年始に向けて飲み食いが増える方、反魂丹おすすめです。


またも長くなってしまったので、はむかっぱと北陸かにデザイン缶の黒ラベルで#2は終了。

最終日3日目は富山城、ガラス美術館を巡りました。

@teanne
茶葉ンヌです 日記やゲームの記録などを書きます Bluesky @tokutea53