
今、地元でタローマンの展示が行われているので、それに合わせて映画を観たらとてもツボだった。
登場人物が格言を言った後に「そう岡本太郎も言っていた」と付け加えるのがだんだん待ち遠しくなる。あとタローマンの生態が岡本太郎の格言に紐付けされまくってて笑えた。常にツッコミどころがあってずっと楽しんで見れたなー。ザ・昭和な登場人物もお気に入り。
そしていざ展示場へ。映画で実際に使われた衣装や小道具の展示がされていた。私からすると、さっきテレビ越しに見たやつが目の前にあるというかんじだったので、不思議な感覚がした。

タローマンである。
膝元が擦りむけているのは多分転がったり滑ったりしまくった名残りなんだろうな。背景は、映画でもタローマンの危機に駆けつけたでたらめ八兄弟。仲良くはないらしい。

太陽の塔の小さい版を作るよう依頼され、どうせなら新しいものを、と作られたのか『若い太陽の塔』。これがモデルになっている。みんなに好かれると弱くなる。これは、好かれるやつほどダメになる、と岡本太郎が言っていたため。

こちらは推しの水差し男爵。水しか差してないところが良い。ちなみに、過去では髭が黒い。白いのでこれは未来の水差し男爵。

実際に売っていた体で展示されているタローマンビスケット。岡本太郎の唱えた芸術の三原則「うまくあってはいけない。きれいであってはならない。心地よくあってはならない。」にちなんで、「うまく あるな!!」と書かれているのがお気に入り。ビスケットは、うまくあれよ!と言いたくなる。
別会場では映画も上映されており、先日なんと監督とタローマンによる舞台挨拶まであった。その後は、応援してはいけない応援上映。応援したら弱くなるタローマンのために、頑張るな、帰れ!と応援できる。

タローマン(アクスタ)、タローマン(本物)だよ。
監督が話している間も観客席を自由に走り回るタローマン。人の荷物を奪ったり客席に座ったり、ボールを投げたりと、自由を体現していた。
私はその後の応援上映で人の目を気にせず声を出せるよう、隅っこに座っていた。すると、まさかのタローマンが目の前に来て、私に向かってボールを投げてきた。私はキャッチした。投げ返すにも、タローマンは受け取る気がない様子でただこちらを見ている。ボールを投げなかった方の手に魚を取るときに使うような手網を持っていたので、そこに向かって投げてみたが入らず。そのボールをまた別の観客に投げて遊んでいた。
なんちゅーファンサだ。とてもタローマンらしい。解釈一致です。
最後は観客で声を合わせて「帰れ、タローマン」と叫んで終了ということだった。皆で叫ぶがこういう時、1回目はどうしても遠慮した声量になる。そしたら声小さいぞ!と言いたげにタローマンが私のいる方向に指を刺してきた。
なんでこっち指差すんだ?と思いながらも、あ、これがアイドルのコンサートに行ったファンが言うやつだ、「推しと目があった!」ってやつだ、と思った。タローマン相手にそんな気持ちになる私...(笑うところです)。
舞台挨拶が終わった後もしっかり、帰れ、頑張るな、社長ー!と叫んできた。この夏で3回目のタローマンだった。
上映会場には制作過程のパネル展示があったのだが、創作してる人に響く言葉が沢山あって、そうだよなぁ...と共感した。最後にそのいくつかを載せておく。


