思ってもみなかった人生選択をしようとしている今、私は恐れている。選択肢を失うことを。
大学時代から社会人になってからも含めて6年を京都で過ごし、東海地方の超田舎の地元に帰ってきても尚持ち続けている関西圏への憧れ。たくさん泣いたし辛かったことも多いけど、この田舎には存在しない関西圏にある選択肢の多さって良いな、と心底思って生きてきた。地元の保守的な思想がしんどい、と今も思う。
1人でいれば行けないこともない距離だけど、この距離には見えない隔たりを感じる。
今この選択をしてよかったと思う人生にするかは自分次第だって言われなくても分かるけど、自分の人生にやり残した後悔だけは残したくないし、やりきった納得感を得たいなと思うこの頃。
人のせいにしたくはないから、自分の人生において自分で自分に選択肢を与えていたい、選択肢を狭めたくはない。
西に向かう電車に飛び乗って、今の気持ちを書き留める。忘れたくない。