ネガティブな感情が生むのはグッドアイデア。

tellsun
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人間、時には凹むこともある。

特に情報飛び交う社会で生活する中においては、凹まない人は全体の1割もいないだろう。仮にもし自分の周りにポジティブ全開の人がいるとしたら、多くの人達から守られている人、警戒すべきものを自覚する必要がない人、もしくは、周りのために頑張ってポジティブな自分を作る努力をしている人かも知れない。

しかしながら、9割の人はそんなに安心した場所にいる訳でもポジティブな状態を永遠に維持できる人でもないと思う。情報社会の波の中に居ると、知らない方が幸せなこともしばしば耳に入ったり、普通に生活や活動をしているだけでも妬みや恨みを買うこともある。

情報社会にいる以上、凹むことはあると思う。

一方で、視点を変えるとネガティブな感情は自分を蝕むだけの存在ではないと思う。特にグッドアイデアの源泉としては良く機能するんじゃないかな。例えば、凹む人は大体が似たようなことに凹むのではないかと考えてみる。会社の人間関係がうまくいかなくてストレスに凹んだり、生きがいと言える趣味に出会えずずるずると凹んでいったり、SNSやテレビで自分よりもキラキラした生活をしている人を見て凹んだり。

こうした凹み方って、不特定多数の人に当てはまると思います。言い換えると、自分の心を動かしたものには、同じ思いをもつ不特定多数の人を動かす力がある。

凹んでいる理由に注目して、改善方法や自分の実体験を紹介してみたり共感する人同士のグループを作ってみると、安心して価値観を共有できる生涯の友人に出会えるかも知れない。

凹み方の共通する人に求められるグッズや便利アイテムを作ってみると、思わぬ利益や信頼へとつながり、果てには経済的な余裕や精神的な余裕が得られたり安心感の獲得へとつながるかもしれない。

生活面とビジネス面の二側面からだけでも、「ネガティブな感情→グッドアイデア」の流れが想像できる。ネガティブな感情は言葉通りのネガティブな側面だけではなく、不特定多数の誰かのニーズを覗き見るスコープにもなる。

ネガティブな感情を、自分だけでなく不特定多数の他者さえもポジティブ感情へ導くグッドアイデアの側面として解釈するのも良いかも知れない。もしかしたらそれだけで自然とポジティブな感情が湧いてきそう。

@tellsun
ふと思ったことを手記のように書いています。長文や思考系の文章はみんなのSNSのタイムラインを汚す気がしたのでこちらに。 エビデンスの有無やジャンルの統一感については悪しからず。メッセージは返すようにしています。