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日記(ちいかわ)

高城
·
公開:2026/9/23

ちいかわの存在を無視し続けてここまで生きてきた逆張りオタクなんですが、映画を見るためにアニメを一気見するトレーニングを行いました。

そもそもちいかわへの苦手意識は、本来庇護されるべき小さくて弱い生き物が理不尽な目に遭い、それを作り手側が意識していることが読み手に伝わりすぎるという要素が苦手そうだな〜と思って距離を取っていました。(ある程度成長した個体が理不尽な目に遭うのは大丈夫というかむしろ好き、同じ理屈でメイドインアビスシリーズが得意じゃない)

かわいそうだから守ってあげたい!という感情を作品側から強く要求されすぎると距離を取りたくなるんですよね。子どもを見ると「かわいい」と言わないといけないみたいな圧力を感じて…

でも不穏な気配は好きなんです。今回の映画はちいかわ世界の不穏部分にしっかりフォーカスが当てられているという情報が漏れ聞こえてきたので気になりました。今見ないと一生ちいかわと交わらない世界線を生きることになり、それはもしかしたら食わず嫌いのせいで、世界の楽しみ方を一つ自分から手放しているのではないかという考えに至り、とりあえず予習としてアニメを見ました。

アニメを見る時ってながら見できるくらいのテンポの物が好きなんですが、ちいかわはものすごく1話の尺が短いため、一瞬目を離すともう知らない次の話が始まっており、マラソンするには集中力を要する作品でした。

メインキャラの暮らしぶりのディティールは微笑ましい雰囲気の回が多く、彼らの幸せや平穏を愛好しているファンが多いんだろうな〜という雑な感想を抱きつつ、私はもちろん、でかつよ・あのこ・モモンガ・古本屋のこれまでとこれからが気になりすぎて、穏やかではありませんでした。あのこが出てきてからが本編だった気がします。

ちいかわのちいとかわ以外の部分に興味がありすぎる。鎧さん達の雇用形態?もどうなっているのか気になります。鎧は制服なんでしょうか。社会を感じる。

映画ではもちろんセイレーンが良かったです。あのこと異なり、言葉を明確に話してくれるのに、話は通じないところに、あくまで人(人?)を模倣して言語を話す、知能の高いナキカバネっぽさがあり、良い恐怖存在でした。

周囲の行動を自分に都合よく解釈しがち(ボートで迷い込んだちいかわトリオを犯人が名乗り出てくれたと思ったり、セイレーンを探す一行に対して犯人を連れてきてくれたんだねと喜んだり)な部分もかわいかったですね。

ヒトハとフタバの罪を共有している関係性も良かったです。セイレーンにバレても、他の島民にバレてももう地獄しかなくて後戻りできなさ…セクシー…

体ぴったりの檻に入れてずっと海の底に沈めておくことが、陸の生き物にとって苦痛を伴う罰になることを理解しているセイレーン、賢くて怖くてかわいい。

最後もちょっと嬉しそうにあの島に向かっているように見えたので、「やっと名乗り出てくれた!」と思ってそうでかわいかったです。

映画にはあのこはオープニング映像にちらっと登場するだけなので落ち着いて作品を見ることができました。大体のグッズラインナップにあのこがいないことと、ランダム商法を呪っているので、ハマってもあまり散財先が無いことで命拾いしています。

GUコラボのあのこワンポイントが入ったスウェットプルオーバーがかわいい〜(駄目そう

@tenn
高い城の地下牢以外のこと