若い人、…若い人と自分のことを言えるのも段々と少なくなってきたが。
今の若い年代の人は、出世したいという気持ちが少ないらしい。
正社員ではないので、出世というものがピンとこなく、そうなんだ…くらいに思っていた。
ただ、最近仕事で人前に出ることを任されて、その気持ちが少しわかってしまった。
まだまだ未熟だけれど、人前で話すことでスキルを伸ばそうという周りの人たちの厚意から受けた役割。
ただ、どうも気持ちが追いつかない。やったことないこと、知らないことは怖い。
上手くやれないかもしれない。そう思うと、もっともっと仕事から気持ちが離れていく。
出世を望まない若い人って、つまるところ、自分が失敗してしまうのが怖い。失敗して、周りに失望されるのが怖い。そういう弱さから来るんだろうか。
それを弱さというには、腑に落ちないけれど。
嫌なことは、ちょっと嫌なことになるまで念入りに準備をするしかないんだろうなぁと思った。
同時に、ふと出世したい世代には恐怖はないんだろうか。そんなことも思った金曜日。