昔懐かし自分探し

「自分探し」という言葉がかつて流行った。

ひとりでインドに行ったり、果ては世界一周を試みたり、そうかと思えば京都で座禅体験をしてみたりする、アレである。

かつては鼻で笑っていた「自分探し」だけれども、30歳を目前にして人生の迷子になりかけており、身をもってその必要性を感じている。

ひとりでインドに行く勇気は無い、ひとりでノートとにらめっこするのは退屈だ、ということで、自分のかけらを言語化し塊にするべく、「しずかなインターネット」へ旅に出ることにした。