なんとかなるよ

Midori
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先週の土曜のことだった。

コンビニのイートインで休憩してたら、隣から「どうしようもないときって…どうしたらいいんですかね…」と独り言のような感じで声を掛けられた。A子さん(仮名)は疲れた様子でポロポロと泣いていた。私は他人と会話するタイプではないんだけど、ちょっとこれはスルーできず、「私でよければ話聞きましょうか?」と。すごく話を聞いてほしそうだったし。

聞けば、何らかの支給を受けているが、受け取ったお金を落としてしまったらしい。次の給付は来月。家賃が払えず借家を追い出され、駅のコンコースで寝泊まりしていると。生活困窮の窓口的なところに電話したが説教され解決しなかったらしい。手持ちのお金もほとんどなくなり…とまたポロポロと泣くA子さん。

相談窓口的なところは私詳しくないのでその場でググると、国であったり市であったり幾つか出てきたが、平日日中のみの所が多い。試しにA子さんTelするも繋がらず。この土日では解決難しいかもなぁ。

ただ私、正直、本当かな?と半信半疑で。話を聞きながら「えー、そうなんですか。困りましたね」と相づちをうちつつも、この人は真実を言っているのだろうかというのと素直に信じられない自分の薄情さとで葛藤していた。

うーん。けど、本当に困ってそうに見えたので、何もしないよりかは何かしよう…という気持ちに至り、少しお金を渡し、返す必要ないです、頑張ってください。と言って別れた。あまり深くは介入したくなかった。

念のため連絡先は聞いたので、その夜、市が運営している生活困窮関連の窓口に、支援が必要そうな方がいました、こういう状況らしいですとメールを打っておいた。

月曜にその窓口から返信が来て、コンタクトしてみますとのことだった。わたし薄情だけど、できる範囲でバトンは繋いだので、なんとかなるといいな。

@tgmidori
みどりです。