2024年1月25日(木)
不調がぶり返すが、家事を済ませる。作業中に、角銅さんの新譜を聴いた。身体が楽器、声が音楽。それを感じられる作品だった。年末に見たライブも思い出した。今年も彼女の演奏が見たい。ZAZEN BOYSの新譜も拝聴。こちらは向井秀徳のソロを思わせる。予想を上回るストレートな言葉で殴られる。夕方、吉祥寺へ。吉祥寺プラザに向かう。近所の映画館だが、久しぶりだった。以前に観たのは、ティム・バートン『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』だった。調べると、2017年の公開。月日が経つのは早い。そして、吉祥寺プラザは閉館する。屋上のバッティングセンターに上がり、湯気ちゃんと合流。時代に取り残された不思議な場所に見えた。ここが失われるのは寂しい。各々に光を採取する。屋上には冬の光が届く。金属バットがボールを叩く。グリーンのネットがふわりと揺れる。美しい光景だった。最後の上映は『君たちはどう生きるか』と『もののけ姫』の併映だった。粋なセレクトだ。私たちは『もののけ姫』を堪能。鑑賞後は拍手も起こり、満足感と寂しさに浸った。早めに帰宅。
2024年1月30日(火)
早起きの休日。初台へ。TORに向かう。プレゼントを見繕い、欠けた器の金継ぎを依頼。貰い物の器は、大切に使いたい。久しぶりに行ったので、雑談も楽しかった。オペラシティの展示、お薦めの飲食店の話を聞いた。正午、神保町へ。ランチタイムの神保町は賑やかだった。ナポリタンが食べたいが、ラドリオはお休み。欧風のカレーに惹かれるが、ボンディは混雑。悩みつつ、神保町を彷徨う。最終的に行き着いたのは、まんてんだった。久しぶりに行ったが、相変わらずのスピード感、価格、ボリューム。美味しかった。夕方、日比谷へ。ヨルゴス・ランティモス『哀れなるものたち』を鑑賞。R-18の作品だが、キャッチーな作品だった。役者たちの演技、撮影、美術、衣装、音楽、どれも水準が高い。矛盾を孕んだ感想だが、上品な下品だった。非常に痛快。大満足だった。鑑賞後、新橋へ。友人たちと定例会。やきとんで宴を催す。
2024年2月3日(土)
湯気ちゃんのコロナの疑いが晴れたので、誕生日の前祝い。急遽、近隣の素敵なお店へ。お通しが恵方巻きだった。贅沢なお通しだ。絶品の白和えを無言で味わう姿が微笑ましい。他には、ぶり大根、山菜の天ぷら、牡蠣のバター炒めなど。帰宅後、タルトも食べた。抱負は「健康」らしい。それが一番だ。私も健康を目指したい。