静かなるインターネッツ、流行っていることは知っていた。友人のしずインを読むのが日々の楽しみで、読ませて頂くたび、仕事で草臥れたこころが和んだ。
それでも自分が手を出さなかったのは、偏に腰の重さゆえ。流行のものは一旦見送って様子見をする、という癖も腰の重さに拍車をかけた。だが、自分の腰をもう少し軽くしたい思いはある。なんせ、人生は短い。まごまごと二の足を踏んでいる間に、楽しいことを楽しむ最高のタイミングを逃してしまうかもしれない。それはあまりに勿体無い、人生踊らにゃ損なのだ。腰は重いくせに、楽しいことは見るだけよりも踊りたい派なのである。
だから、あくまで日々の生活と自分のこころに無理のない範囲のなかで。やりたいと思ったのなら、遅ばせながらでも、やっていいじゃないか。そんな風に思い立っての、しずインへのダイビングである。
続くかもしれない、続かないかもしれない。どちらであっても楽しみだ。些細なことだが、わからない未来が楽しい、そのことがいまの私をうきうきさせている。