僕は会社で役職についているわけだが、そのことについて自尊心が高まるとか、「俺はすごいんだ」とか全く思わない。
いや、実は役職につくまではそういう気持ちになるのかな、と少し期待としていたのだけど、いざなって半年経っても全く思わなかった。
自分はつい最近まではみんなと同じ平社員だったわけで、肩書きの変化は内面にはなんの影響も及さなかった。おそらく今後数年間、役職者であっても気持ちは変わらないだろうと思う。
じゃあ自分は何なのか、と考えてみると「繋ぎ」ではないか、と思うようになってきた。別の言葉に言い換えるならば、「会社の掲げるビジョンの歯車のひとつ」とも言える。
自分が特別だ、才能がある。そんなふうに思ったことはなく、自分より最適な人がいつからあらわれるだろう。だから自分はより組織がステップアップするまでの「繋ぐ」人だ、と。
だからと言って卑下や謙遜してるわけでもなく、繋ぐこと自体に意味を感じている。繋がなければ先はないわけで、自分自身の役割の重要さも理解している。しかし、最後に立っているのは自分じゃないだろう、という感覚がある、という話だ。
責任感を勝手に感じやすい自分にとっては、繋ぐというのは実はしっくり来るんじゃないかと思ってきている。最後は自分がシュートを決めなくてもいい、ただ良いパスを繋ぎ続けよう、という感じで。
今もどれくらいやれるかはわからないし、毎日しんどいことも嬉しいこともある。ただ何事も背負いすぎずに、身軽さを感じながら毎日やっていきたいと思う。
今日は気持ちのままに書いて、後から見返したら意味わからないんだろうな、と思いながら書いた。