GWのお客さんはすごく不思議だった。常連さんまたは遠くから来る人または地元の人いう感じでずっと謎空気で面白かったが疲れた。
特に最終ふつかは「ちょう忙しい!」という感じでもなかったが、なんか休まなすぎて体調を崩した。
思い返してみると、最後のお客さんが帰るまで体調の悪さなんて微塵も感じていなかったのに、閉店時間がきたら急に頭痛と吐き気が襲ってきて立っていられなくなった。
自覚していない「責任感」とかそういうもの?覚醒作用のあるなにか?を感じて営業をしているんだろうな。気づくことはないけど。
前にモスキートーンを流している飲屋街?を通った時、音そのものは聞こえないけどキーーンとしているというのがあって、「聞こえないけどあることはわかる」という状態をおもしろいと思った。それみたいだなと思った。
ベンチに寝て何度か吐いて、少し落ち着いたのでくらくらしながら最低限の締め作業をして帰る。たぶん寝ないとだめなやつだと今回はわかることができた。
こういう風に体調を崩したことが何度かある。無理していることに気づいてないパターンだと思っている。
前はバイト先で働き詰めだった時。オープンしてしばらくして立てなくなってオーナーに連絡をしたら別の人が代わりに入ってくれて、辛くて泣きながら吐いたことをよく思い出す。
あれと似ている感じの具合の悪さであった。
帰り道もふらふらしながらだったわけだけど、明日の営業どうしようか考える。
こういう時に「10分遅刻するなら休んだ方が心証がよい」的なハウツーがよく聞かれる。わたしはこれができない。他人が気持ちよく思うかどうかより、自分の態度としての誠実さを優先してしまうためで、それがある種自己中心的な態度だとも思う。
翌日時間を短縮したが、18:00くらいに、たぶん予定してきてくれた人が3人ほどいて、「すみません、閉店します」のあとに「今日体調が悪くて...」言った方がいいのか、よくないのかわからなくて結局言わなかった。言うことが全体的に良いと思えなかったからなのだが、なぜそう思ったのかはよくわからない。
「言い訳をするな」みたいな教えの呪いかもしれないなと思ったりした。
anyway、自分の不調を気付けるくらいにはなりたい。人に優しくできない人は、自分にも優しくできないし、逆もまた然りなのだ。
わたしは人に優しくできないなぁと、思う。優しさをもらってばかりの人生。
「他人に興味がない」とたまに言われる、先日も言われた。そんなことはない、と思うけど、ちょっとそう言われる理由はわかる。他人に興味がある、という状態があまりわからない。別に興味あるし、ないとも言える。