自己啓発本というものは、大体『論語』とかの一部を切り取って、何倍にも希釈したような本が多いので、基本的に読まなくても良いと思っている。
一方で、自己啓発という言葉を毛嫌いして全く読まないというのも良くない。
なぜなら、あまりに自己啓発コンテンツに疎いと、偉い人が啓発的な内容を話していると、それがたとえ本の形をしていないだけで自己啓発本とほぼ同じ内容だとしても、人は簡単にそれをありがたがってしまうため。
カモは最初に見たものを親と認識するように、啓発コンテンツを摂取していないと簡単に特定の人や本の思想に傾倒してしまう。
アンバランスな思想を持たないためにも、適量の啓発コンテンツを取り入れて日頃から自分の中の自己啓発濃度を一定に保っておく必要があると思う。