「泥臭さ」は美徳か

「スタートアップ界隈は二言目には泥臭さとか言って思考停止する」って発言を目にして、界隈がどうとかは知らないけどギクリとするところがあった。

慎重さよりもスピードが重要視される状況下だと検証の実施回数を重ねつつ同時並行で戦略を練れる能力を「泥臭さ」として美徳化しがち。

もちろん一個人でそういう能力を持っている人は稀有なので基本的にポジティブに評価すべき。

一方でその人がマネージャーなら、検証の実施回数をチーム全体で上げられないと、チーム規模が大きくなったときに検証回数を増やせても精度を上げるための戦略へのフィードバック力が弱い人だ、という評価になってしまう。

バフ性能が弱いと泥臭さが邪魔になるということ。

具体的には3人くらいで同じ作業を分担するようになったらあまり思考停止せずに、作業フローの言語化をしてチーム全体で営業やらデプロイまでのフローをスピードアップする方法を考えなくてはいけない感じがする。

この辺、リモートワーク下だと泥臭さを排した戦略へのフィードバック、つまり仕組み化への着手への強制力が強かったと思うんだけど、最近は出社文化も戻ってきたことで、泥臭さが過度に美徳化されそうな気もする。

お利口なこととドサ回りを両方行き来できるようになりたいが、一辺倒になりがちな自分には冒頭の言葉が刺さってしまった。

@timakin
インターネットカンパニーをしています。 エンジニアだったのでプログラミングもしますが、最近は人とお金のことを考えることが多いです。