開発話 ⑦ コンテンツをLinktree型ではなく、フィード形式で集約させた理由。

Yamato / tiphub
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基本的に、各社は十分なコンテンツを用意しており、十分な情報発信を行っています。

そして、各種コンテンツがあるサイトにはリンクが紹介されており、導線が全くないわけではありません。そのため、発信している企業側としてペインを感じることはないと思います。

既に、自社について興味を強く持っている人であれば、どんなUIであれ、ちゃんと見るので問題はないと思います。

ですが、関心の低い人にとっては、辛い体験になっていると考えています。

テックブログやnoteへのリンクだけで見てもらえるのか?

現在、多くの企業はNotionを採用ページに活用しています。また、自社でオリジナルにデザインした場合でも基本的には、画像と同様にブログというテキストリンクがあるだけです。

僕の結論として、関心の低い人に関心を高めてもらうためには、ニュースサイトのようにフィード形式で表示させることが重要だと考えています。

Googleニュースがフィード形式じゃなかったら?

例えば、Googleニュースが採用ページみたいにこのようにサイトへのリンクだけがある場合だったとしたら、各社のコンテンツが見られる数というのは激減するはずです。

ニュースサイトでは北海道新聞の記事を読んでいるような人であっても、かなりの愛読者でもない限り、直接サイトにいってまで読もうとすることはないはずです。

ニュースは、投稿者自体に関心は低くても、記事さえ面白ければ見てもらえます。ですので、NHK、読売新聞など各社のニュースサイトのリンクがあるサイトよりも当然ですが、Googleニュースのようにコンテンツをフィード形式で集約させた方がニーズが高くなります。

Linktree型がいいケース

僕の理解では、現在各社はLinktreeと同じような形式で自社のコンテンツを紹介しています。この形式が有効なのは、アイドルやアーティスト、イラストレーター、漫画家、スポーツなどいわゆるファンが中心の業界です。

見る人がファンである場合、閲覧時点で非常に大きな興味をこの人に対して持っています。そのため、その人がブログをしているよっていうのがわかると、興味があるのでクリックして見てもらえます。

ですが、企業が同様のUIでブログやポッドキャストなどへのリンクを表示すると、閲覧者は興味は多少はあるかと思いますが、ファンではないはずです。

(面接を受けている段階の人とかであれば関心はファンレベルです。)

そのため、ニュースサイトのようなUIで最初からフィード的に表示する形式の方が有効だと僕は考えています。フィードでコンテンツを最初から表示すれば、その会社に興味がなかったとしても、興味があるコンテンツをフィードから見つけてもらえれば関心が高まる可能性が生まれます。

Notionの苦手なこと : 大量のコンテンツをフィード形式で紹介

Notionは僕らのチームでも使っています。そして、多くの企業が採用ページとして活用するぐらい、利便性を持っています。Notionの採用ページでは通常、各社は1~10個程度の僅かなブログのリンクを採用ページに載せています。

ですが、基本的に、大量のコンテンツをフィード形式で表示するのは出来ないことではないのですが、難しいと考えています。

そのため、実際に大量のコンテンツをNotionの採用ページを紹介しているのが、LayerXさんぐらいだと思います。

各社の採用ページ = 関心がある人には良い

この会社を受けようと思っている人や、既に面接しているような段階であれば、既にファンのように高い興味を持っています。そのため、Linktree形式であっても、どんなUIであっても関心が強いので、見てもらえると思っています。

tiphubの企業ページ = 関心が低い人には良い

tiphubは、関心が低い人をメインユーザーとして設計しています。そのため、全てのコンテンツをフィード形式で表示するようにしています。

また、採用情報もサクッと見れるようにして、この部分はもう少しみたいなって思ったら関連リンクをクリックして見てもらえるようにしています。そのため、スカウトメールなどで添付して送るものとしては良いと考えています。

1) 会社ページ 、 サービスページを軽く見る

  • 何をしている会社かを知る

2) tiphubのページを見る。

  • コンテンツを見て、どんな会社かを知る。

3) 興味が出たら採用ページを見る

という感じの流れで見てもらえると関心が低い人が各社を知ってからサクッと理解してもらえる流れになるのではという考えでtiphubを作っています。

関心を高められるコンテンツを見つけてもらう

多い企業ではブログやスライドが300以上ある場合もあります。ですので、閲覧者が見ると良さげな会社だなと思ってもらえるようなコンテンツというのは、300もあればどこかにあります。

重要なのは、そういったコンテンツを見つけてもらうことです。どのコンテンツを見れば、関心が高まるかは閲覧者によります。関連のないコンテンツを見てしまうと閲覧者の関心が高まりません。

関心の低い人はすぐに離脱するので、関心がないコンテンツを見てしまうともういいやって離脱してしまう確率が高まります。

そのため、興味のなさそうなコンテンツを見なくても済むように大量のコンテンツを大量のカテゴリーで分類したりして、簡易的にフィルタリングできるようにしています。

@tiphub
明石高専→北大工学部・工学院→tip。札幌在住。サクッと各社の発信コンテンツや情報をチェックできるプロダクトを作っています。趣味 : サッカー、信長の野望、Planet Zoo。