スタートアップの資金調達ニュースと被保険者数の推移のデータをNotionでまとめたページで公開しています。こちらのブログでは、概要や作ろうと思ったきっかけや運営について書いていこうと思います。
① 被保険者数の推移

概要
機能は、シンプルで、毎月の被保険者数の推移が見れるというものです。被保険者数が伸びているということは、従業員数が伸びてる、つまり会社として成長しているということを意味しています。
単純に考えると、自分が興味を持っている業界の会社のこの数字を見るだけで、どういった企業が拡大期に入っているのか、そうではないのかを知ることができます。
解決しようと思った課題 = スタートアップで働きたい = 伸びている最中の企業で働きたい
1000件ほどの入社エントリを読むと、入社理由や転職の軸としてスタートアップで働きたいと答えている人を数多く見かけました。そして、スタートアップで働くということは、急成長中の企業の中で、組織や事業も大きくなっていくという変化に携わりたいという願望があるのだろうと推察しました。
そこで、問題になったのは、どの企業が急拡大中なのかなということでした。売上高や利益の伸びは一番わかりやすい指標ですが、非上場企業なのでわかりません。
そのため、社員数の伸び ≒ 会社が成長中 という短絡的な考えでとりあえずデータを集めることにしました。
作り始めた理由 = 1000社ぐらいであれば、人力でもできるなと思った
今のリソース的に、チームのエンジニアの時間を使うことが厳しそうでした。そこで、問題になったのは、僕だけでも出来るかなという点でした。
単純に、1社あたり、1分でわかるので30分で30社のデータは普通に検索してみることができます。なので、1000社ぐらいであれば、毎日30分ぐらい、30日継続してデータを集めれば、出来るなという考えで集め始めて、今も継続しています。(自動取得できるはずですが...)
Notionで公開する

本心としては、CoinMarketCapのように、イケてるデザインで表を作り公開したかったのですが、僕のデザインレベルでは見た目が悪くなりそうです😭
また、機能をNotion以上に作るリソースがなかったので、そのままNotionでデータ入力したのを公開することにしました。

Notionのフィルタリングは思ってたよりも非常に優秀で色んな条件で多彩な条件でフィルタリングしたり、Sortingすることができます。
例)
業界 : SaaS
2024/10の被保険者数が100名以下
Sorting : 増加数順
こういったテーブルをNotionで作ったことはなかったのですが、すごいですね。コードでちゃんと作ろうと思うと、2~3週間はかかりそうなので、当分の間はNotionで良さそうです。
中途半端のものを後悔するよりも、Notionのページの方がクオリティ面でマイナスに感じることが少なそうなので、その点でも良いなと感じています。
データを集めて見て思ったこと
意外だったのが、被保険者数が増え続けている企業は非常に少なかったことです。ほとんどの企業は、同じか、微増もしくは微減です。これは、少し予想外でしたね。
僕は、ちょっと調べれば誰でもわかることを、調べなくても済むようにすることで、知ってもらうということに意義を感じています。被保険者数のデータも調べなくてもわかるようにすることで、今、伸びている企業を見つけるというニーズに活用していただければ幸いです。