この「しずかなインターネット」というサービスを使い始めてから、11記事ほどの短い文章を書いていたようです。それもこれも、このシンプルな「文字」と「空白」の感じ、読みやすいフォントや行間の心地が、私に合っているからだと思います。
Twitterというサービスに、いろいろな意味で「旧」をつけなければならなくなった今、こういう風に書かせてもらえる場所があるのはとてもラッキーだと思います。
ちょっと休めよと体に言われ、おそらく今日いっぱいくらいまではお休みモードだと思うのですが、その間にもいろいろなニュースがよぎっていって、いつものようにいろいろなことを考えました。
世界は広くて、私の手の届くところなんかほんのちょっとなので、その範囲でやれることをやるしかない。
でも、それをはき違えて「自分はちっぽけだから、特に何もしなくていい」と思い始めることだけは駄目だ、とか。
その中で「でもやれることはない」という気持ちに押しつぶされて無力感に苛まれてしまっては元も子もないから、あんまり悩み過ぎず行動、そして行動の後は元気でいられることを第一としよう、とか。
前にもこんなことを考えていたなあ、とか。
生きてゆくことは螺旋階段を上ってゆくことに似ている、と私の高校の先輩が言っていたのを思い出します。自分には進歩がないように思えるんですと私が相談をした時に教えてくれた言葉で「螺旋階段だから、実際には少しずつ上がっているんだけど、目に入る景色にだけ気を取られると『ここは前にも通った』と思ってしまう。でも少しずつ上がっているんだよ!」と。
そう信じてゆきたいです。
とても寒くなってきました。どうぞ皆さまご自愛ください。