寺嶋裕二先生の新作読切「KING'S ROAD」の感想。
WEBでの公開は28日か、じゃあ電子で買おうかなって思ってたら無料公開されてひっくり返った。む、、、、無料?!?!?!なぜ?!?!?!
告知の時点から、左の男、寺嶋先生好きそ〜〜〜!!!って印象だったけど、中身もめちゃくちゃ趣味を感じた。
ヤンマガ増刊号だけあって、月島…そのあたりの年代に趣味を詰めたらこんな感じなんだなと思った。
ボクシングに詳しいわけでもなくただ寺嶋先生の漫画が好きというだけの感想。
以下、あ〜やっぱ先生ってこういうの好きなんだな!ってところをただ羅列しています。
月島弦、もう顔つきが絶対好きだろって思う。
先についったーにも書いたが、先生はあまりキャラの名付けにこだわらないタイプだと思っていたので(ダイヤのキャラが多すぎるからだろうか?)、主人公2人がこんなにも月と太陽をはっきりと感じさせる名前だったことが新鮮だった。
こだわりがないというか…ダイヤは実在人物からの流用がめちゃくちゃ多かったので、あまり「名付ける」とか「対にする」とかに興味が薄いのかな?と思っていた、勝手に。
月島の、顔つきもそうだが寡黙で口下手そうなところも、趣味が感じられる。
昨今、二次元キャラというと当たり前のように目が二重のキャラが多いが、寺嶋先生のキャラは基本一重でもかわいらしいのですごい。
朝日奈くんは、寺嶋先生の主人公スタンダードタイプの顔立ちなのだが、これを「顔がいい」と定義されていることにアガった。
大友会長。好きそ〜!!こういうやかましいおじいちゃん!!
「いーよ誰だって 強くて逃げない人ならね」←す、好きそ〜〜〜〜〜!!!!!!
「二度の世界挑戦に失敗し その後故障で長期離脱」←好きそう好きそう好きそう好きそう!!!!!!!わかるよね、ダイヤ好きな人なら。寺嶋先生はこういうキャラ、絶対好きで作る。
「俺とは違うエリート中のエリートだ」←なんも詳細わからんけど、このセリフから月島の辿ってきた道を感じさせ、絶対こういうキャラ好きやん、、、、となる。
眉のキリッとした奥さん。好きそう…気が強そうな女……。ここ、子供のコマも入るのが……青年漫画であれば先生もこういう背景を描写するんだなと思った。
トレーニングしてるコマの入れ方も寺嶋先生らしいなと感じた。
「おぉー 月島弦だ」のモノローグ、子供のころから見てた選手とプロになって対峙したときに抱く感情が素直に描かれていて、好きだった。
「天才」という簡単な一言で済ませちゃいけねぇ、というセリフや、相手のここまでの努力をきちんと理解している描写が、もう、寺嶋先生の漫画で。
終盤、どうしても泣いてしまう。なんも言えんくなってきた。
お前「も」、正気(まとも)じゃないと理解するところや月島が不器用ながら(好きそう要素)ここまで積み上げてきたことや、多分それを、朝日奈くんも分かった上で、憧れだからこそ、倒してその道を自分が引き継ぐ!と思っているところに、若さがあってよかった。
ラストシーンが完全に月と太陽なんだけど、月島は全く諦めておらず、すんなり朝日奈くんに継がせるつもりもなく、また遥かなる道を自分が極める気しかなくて…遥かな…果てしない……道……あれ、デジャヴ……??
読切ゆえにキャラの背景を深く掘り下げることはできないんだけど、読みやすく読む順番に迷わず情報が過不足なく描かれており、普通に泣けて、やっぱ寺嶋先生、漫画がうめぇな……!!!!となった。
そして、終わりかたの余韻も良かった。
というわけで、おもしれー漫画を読んだ…という満足度が高く、やっぱ寺嶋先生と男の趣味が合うわ…という確信が深まる読切漫画だった。
東東京決勝やその他の番外編も…いつまでも待ってます!!言うか迷ったけど、告知の時点から月島のこと「早乙女慎一郎?!」って思いました!!!!!!!!!!