タイトルがそのまんますぎるが、5章の段落と文章についての話が「そういうことを知りたかったんだよ…!!!」しかなくてよかった。
あとは「転じる」ことの大切さ。なるほどね、、、ってことがとても簡潔にわかりやすく説明されていて、なんとなくの感覚でやってたことを論理的に説明してもらっていて助かる。これは以前「800字を書く力」という本でも読んだことがある。
この本の中では「淀み」を作ると表現されていた。以来、少しだけそれを意識してはいたけどもう少し踏み込んでそれが説明されていたなと思った。
「800字を書く力」もシンプルでわかりやすい本だったので、読み終わったとき「これはいい本だったな」と印象的だった。
「これさえ知っておけば〜」はさらに具体的に実践的に「小説」に焦点を当てて説明されてる感じ。技法書は読みやすければ読みやすいほどいいですからね。
すこし前(でも3年前か)に松井優征先生が漫画の「防御力」についての話をしていた記事がかなりバズってたんだけど、この本はまさに小説の防御力を上げるためにどうするかってことが書かれてた気がする。おもしろかったしあっという間に読めた。
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