時間通りに行動するのが苦手。
予定は立てる。何時ごろ目的地に到着したいので、何時何分発の電車に乗ろう、そのためには何分に家を出て…と逆算して、その日の節目節目のスタート時間を決める。すごくきっちりしているように見えるのだけど、この予定通りにいくことはそうそうない。
今日もまた予定より1時間以上も家を出るのが遅れて、ここで昼食を食べようと思っていたお店のお昼のラストオーダーの時間に間に合わず。めちゃくちゃ楽しみにしていたのになにやってんだか。結局15時頃となってしまった昼食は、駅でラーメン。いっぺん食べてみたいと思っていたお店だからいいけどさ。美味しかったけどさ。
えびそば一幻の「そのまま えびしお」。めっちゃ海老。味噌はなんとなく味の想像がつくのだけど、醤油だとどうなるんだろうなぁ。
その後、ふと思い立って買い物に行き、ホテルにチェックイン…の前に、途中にあるスターバックスでコーヒーをテイクアウト。気温も高いし結構歩いて歩き回ったので暑くて暑くて、アイスコーヒー。
眉毛以外すっぴんで出てきたので、ホテルでメイクをして再外出。ここでまたなんか時間がかかってる。30分以上遅れ。ばか。そしてさらに愚かなのは、ぼんやりとしていたせいで降りる駅を間違えたこと。ひとつ前の駅で降りてしまった。前に来た時となんか景色が違うな?って思ってたのに。「○○駅」とかかれた表示が近くになくて、ここが何駅か分からなかったのだ。さっきまで乗っていたのは特急、次に来たのは各駅停車、これに乗っていいのかと思ったけれど、各駅停車でもあと2駅、これに乗るのが最速だった。
別に同行者がいるわけでもないし、誰かと待ち合わせや約束をしているわけではない。けれど、時間通りに事が運ばないというのは悔しいししんどいな。薄々勘づいてはいたけれど、わたしは多分ADHDだと思う。歳を重ねる度にどんどん周りと噛み合わなくなって浮いてゆくのもそのせいじゃないかな。
泣きそうな気持ちでお目当てのお店へ。カウンターメインのお店。満席だったけれど常連さんが譲って下さった。ありがたい。感謝。
そこで(狙っていた)筍のバター醤油炒めと、ローズマリーとレモンのサルシッチャなるものを注文。お供はビール。まずはハートランドビール。
筍って滅多に食べないし滅多に買わないし、自分で買ったとしても水煮のものばかり。生の(採れたての!)筍を食べるのっていつ振りだろう?美味しかったなぁ。おつまみにも最適。そして写真を撮り忘れたけれどサルシッチャもめちゃくちゃおいしかった。ローズマリーは自家製(お店の前で植えている)とのこと。このお店の常連だったなら毎回頼んじゃうかも、というくらい好きだった。こちらももちろんビールと合う。
その後、おでんも。多分これが今シーズン最後のおでんだと思う。因みにここにも筍が入っていた。辛子(セルフサービス)をつけなくても良かったなぁなんて。おでんって出汁を楽しむものでもあるのにね。失敗。ビールはここまででヒューガルデンからのイタリアのビールと3杯目。
ほろよいでお店の人と話したり、先に来ていた常連さんたちの話を聞いたり。近所の人がふらりと寄るお店みたい。常連の70歳?の絵を描いているという男性と、初めて来たらしいその娘の21歳の女の子。そして 17歳の映画好きの男の子。いや、17歳で夜にひとりでカフェバーに来るの?!と驚いた。飲んでいるのはノンアルコール飲料だけど。都会の子だからなんだろうか…。70歳のおじさまの人生論、昔話などに上手く乗ってあげてる。偉いな。私の17の頃なんて…と語り出すのは老害だろう。
その後、お店のオリジナルデザインのトートバッグもお買い上げで退店。これは今後の遠征のお供になること間違いなし。
地域の人が集まって、仲良くなって他愛もない話でも盛り上がって、お酒と手作りの料理をいただく、なんて素敵なんだろうって羨ましくなった。自分の近くにもこういうお店があればいいのに。探せばあるのかもしれないけど。でも常連が集まりがちのお店って、たまに新規が入り辛いこともあるからなぁ。やっぱりこのお店だからいいんだろうなって思った。
川沿いのお店。開けっぱなしの入口から川の水の音がして、それもまたいい。
次に行けるのはいつになるだろう。土曜日のソワレを入れなきゃ済むんだけど、土日2日だけの遠征はやはり行ける回は全部行きたい!!ってなるからなかなか難しい。
穏やかな気持ちでホテルに帰る。今はその道中。