スマートフォンの写真云々言っていたのに、結構撮ってますな?とお気付きでしょうか。
撮った写真がアルバムに表示されないのは変わらず、再起動すれば表示されるのも変わらず。この日は観劇=電源を切るタイミングがあるということが分かっていたので、観劇前にとりあえず撮っておいて観劇後に切っていた電源を入れてそれまでの写真を確認。その後の写真もとりあえず撮っておいて、帰りの新幹線に乗り込むタイミングに再起動をして座席でのんびり確認する、そんな流れ。
スマートフォンなのに、写真がどう撮れているかすぐに確認できないというフィルムカメラのような楽しみ方になってる。笑っちゃう。
観劇後、劇場の敷地内にあるパン屋さんがなんだか気になった。その劇場に行くのは3回目なのでパン屋さんの存在は知っている。今まで特に気にならなかったのに、入ってみようかな、となぜか思った。GWに入り、久し振りにトーストを食べてパン熱が高まってきたのかもしれない。燃えるほどには熱くはないけど。
お洒落なパン屋さん、気付けばシンプルなパンを中心に6個も購入していた。これらはGWの残りの3日間の朝食にしようと決める。美味しそうなパンの入った袋をぶら提げて歩くのはなんだかうきうきする。
劇場から駅へ向かう。路面電車に乗ればすぐだけど、運動不足なのと節約も兼ねて徒歩で移動。わざと通ったことのない通りを歩いたりして、地方都市ゆえ特別な何かがあるわけでもないのだけど楽しかった。
マンホーラーではないが、好きな人がその話をしていたことがあったので自然と目につく。
この地だとまぁ桃太郎よね。わかる。
消火栓の蓋も桃太郎だった。わかる。たのもしい。つよそう。
きびだんごを入れてあるはずのお腰につけた巾着袋に「水」って書いてあるように見えるのだけど…?お水が入っているの??
排水溝の蓋は桃。
岡山は何かと桃太郎と桃に頼りがち。ちなみに広島はカープとレモンに頼りがちだと思う。東京の調布市に行った時は鬼太郎のマンホールを見たなぁ。いろんな地域でいろんなのがあるのね。
変な看板も気になるタチ。
1人鍋…いいな。と思ったものの、なんか古いスナックの看板のような雰囲気もあり、「あれ?もしかして、大人のいかがわしいお店じゃないよね?」とか頭に過ったりもして。後で新幹線の中で調べたら(調べたのかよ)ちゃんとした鍋料理のお店でした。しかも食べログの評価も高い。大変失礼いたしました。しゃぶ吉って名前がね、違う意味に取れちゃったり、あとダブルミーニングでうちらの世代はしゃぶしゃぶという言葉の響きに若干要らないイメージを持ってしまってるよね。わたしだけではないと思いたい。
なんてゲスい話を綺麗なもので誤魔化すわけではないけれど。ここ数年駅の近くにある陸橋を意外と利用しがちで、普段あまりのぼることのない(なんなら生活圏内にない)陸橋からの景色が妙に好き。高所恐怖症のくせに。
新幹線の通る駅を通り越して、駅の反対側にある気になっていた中華そば屋さんへ。早めの晩ごはん。うっかり餃子も気になってしまって、メニューを見ていたら中華そばのミニサイズがあったのでそちらと餃子を。
ミニサイズ、思った以上にミニサイズで、見た目が巨大中華スープに見える。ちゃんと麺は入ってる。
細いストレート麺、小麦粉の味が濃くて程よく食感があって美味しい。茹で加減も絶妙。(言えばかためにしてくれると後から来たお客さんのオーダーで知る。)スープも美味しい。これは知っている味…なんだっけ…?と思いながら口にしていると思い出した。鰹出汁だ。鰹出汁の味が効いているんだ。旨味たっぷりだーと思いながら食べていたのだけど、次第におや…と。鰹出汁の効いた醤油ベースのスープ、小麦粉の味が濃い細ストレート麺、これは…
そうめんに似ている。
めんつゆを温かくしてそうめんを食べているような気持ちがしてきたのはここだけの話。にゅうめんというか、温かいそうめん。ちょっと違う。にゅうめんのおつゆはあっさり味だけど、冷たくいただく時のめんつゆは濃いめ。あの感じ。が、温かい。美味しかったです。悪口っぽく読めてしまうかもしれないけど、とても美味しかったです。ほんと。餃子も肉汁たっぷりじゅわじゅわで美味しかった。
変な時間帯だったので行った時は1人のお客さんがいただけだったけれど、その後1人だったり家族連れだったりのお客さんが絶え間なく来たのでやっぱり人気店なんだろうなと思う。常連さんのようでみんな注文の仕方が慣れていた。
食後、駅に行きお土産を買ったり、シャトレーゼ(好きだけど生活圏内にない)で焼菓子や和菓子を買ったり、成城石井(同前)を覗いたりして、最後に生はちみつ入りのカフェラテをテイクアウトして新幹線へ。カフェラテに始まりカフェラテに終わる旅だったなぁ。
日帰り旅行、近場で移動時間が短い分あちこち行けて良かった。結果的にGW後半の4連休の中で唯一のGWらしい日だった。食べるか食べ物を買うばかりの1日だった気もするけれど。