コーヒーの大事なところをそぎ落として空っぽになったところを、代わりのもので穴埋めしたような味だった。
カフェインの摂りすぎはよくないのだけれども、コーヒーの大事なところはカフェインでできていたんだな。そう思うとデカフェコーヒーってなんだかサイバーパンクな感じがしてきた。
「ちきしょう、また合成のソイミートかよ。いつか合成じゃない本物の肉を食ってみてえなあ」的なノリで。
実際のところはデカフェコーヒーって、意識高そうな人が意識高そうなことをするためのパフォーマンスアイテムだと思ってるのだけれども。