ぶつかりおじさんはこちらにまっすぐ突進してくるので動きを読んで回避行動をとることができるけど、ぶつかりおばさんは歩きスマホしてたり、ふらっふらっふらっふら夢遊病みたいに歩いてて動きがよめない分、ぶつかりおばさんの方が厄介。ダークソウルで言うと病み村のアイツ。歩きスマホしてるおばさんはもはや骸骨車輪。というかおばさんは前を見て歩いていない。
この間も駅で歩きスマホしていたぶつかりおばさんとぶつかりおばさんが正面衝突して喧嘩をおっぱじめていた。どごーんって音がして、その迫力に周辺の時空が対消滅するかと思った。
すさまじいのがその後だった。両者ともに如何に自分が被害者であることを周囲の人間に大声で訴えていた。見ちゃいけないものを見てしまったと目を逸らす群衆、おそらく大人のみっともないところを初めて見たと思しき塾帰りの子供、他人の振りをしようとする連れ添いと思しき人。地獄。あまりの醜悪さに見応えがあって、とても良かった。
というか公共交通機関で平気で列を割り込んできたり、混雑しているのに背中のリュックや肩にかけたカバンを降ろさないのは主観だけどおばさんの方が多い。
座席で股をおっぴろげてるおじさんのことを悪く言えないと思う。どいつもこいつもどっちもどっちよ。