これです。https://art.fate-go.jp/chronicle/
FGO知らない人のためにざっと説明すると、FGOのキャラ(サーヴァント)は4回再臨(レベル上限突破)があり、基本的な絵は再臨で衣装が変わったりしつつ全身の立ち絵なのですが最終再臨すると立ち絵に縛られない特殊な絵が見られます。あと霊衣(スキン)にも絵があるので、それらの絵をなんかすごい技術で印刷した展示会です。
一部キャラのビジュアルおよび展示会のメインビジュアルを担当しているタイキさんが昨年やっていたタイキ展(https://taiki-exhibition.com 、私も行きました https://sizu.me/tokeiya1131/posts/79zfrcd4z0n9 )で使われていたなんかすごい技術も使われていたと思われます。タイキ展は1点1点のこだわりとでかさが圧倒的でしたが、最終再臨展では500点以上の多彩なイラストが(おそらくそれぞれのイラストに合わせた高精細印刷や特殊印刷で)襲ってくるのですごいことになってます。
ここまで読んでお気づきかもしれませんが、とけいやはビジュアルに関する語彙がなんかすごく少ないです。写真撮影OKだったのでいくつか載せます。当然ですが最終再臨絵バレをたくさんするので自分で再臨して見たい方は気をつけてください。展示会の演出については、もう期間終わってるのでガンガンネタバレしていきます。

はいまずメインビジュアル(の一部)。これだよこれ。キャンパス等にUV印刷でなんかすごく「絵!」ってなる謎技術。最高。
入口では我らが後輩ことファーストサーヴァントのマシュが迎えてくれ、基本的にはクラスごとに並んでいました。


一番多かったのは高精細印刷で、細かい技術についてはよくわかりませんが、結構見てるはずの絵も「この絵のこここんなんだったんだ」と新たな発見があったり単純に「美しい……」「好きだなぁ」となれたりして良かったです。X(Twitter)では特殊印刷に詳しそうな人がテンション上がっている投稿などが流れてきたので、検索すれば詳しい人が詳しいこと言ってるのが出てくると思います(投)。

剣弓槍が大体終わってからの、第一部各章の味方代表サーヴァントが七人、キャンバスに飾られているんですね。いい演出。第一部懐かしい~。

で騎術殺狂……と思ったらなんかすごい部屋ある。金箔印刷? 何技術? 絵によって印刷の仕方も違ってなんかすごい。

はいマーリン。裏に回るとレディアヴァロン。メインビジュアル担当のタイキさんがビジュアルを担当している。人外みが最高。この2騎が表裏なのはそうですね~という感じ。


水着および夏霊衣エリア。アクリルが多かったです。アクリルだと厚みがあるので前後が出せるんですね~。特に写真のラムダリリスは水面演出が良かったです。
で、エクストラクラスなんですが。

出たよ。プリテンダーのクラスマークとどこかで見たような木。裏に回るとオベロンの絵があります。なんとなく最終再臨絵そのものは出さないでおくね……。

黒に黒印刷いいよね。
終盤に第二部の重要サーヴァント。第一部の味方サーヴァントは統一感あったけど、第二部はそれぞれの絵に合わせた感じで良かったです。それぞれ違う世界(異聞帯)に住んでたり住んでなかったりするからね……。

雷帝。特殊紙(メタル系?)の地を出して雷が表現されているのが良い。

ククルカン。偏光系の紙でエイリアンみ。
ほぼ最後のテスカトリポカは原画ですごかったです。ここに来て原画!
最後の最後に再びの我らが後輩マシュで締め。終わりと思ったらイラストレーターさんからのメッセージ絵や最終再臨絵がSDキャラ化されたものなどがあり、まだ物量が襲ってくる。いや全体の物量に比べれば誤差なんだけど、SDキャラは壁3面くらいで一気に視界に入るので「多っ」ってなるんですよね。すごい数だ。
んで物販……に行く前ならもう1周してもいいよ~と案内スタッフが言ってくれたのでもう1周した。なんと見落としてた区画があったので2周目行ってよかったです。見落としてなくても1周目に混んでたところじっくり見られたり全体を概観できたりして良い。
全体感想。高精細印刷も特殊印刷も、全体的に白の表現が多彩ですごいなーってなりました。タイキさんが白の表現得意なのもあるかもしれないし、もちろん元々の絵が多数のイラストレーターさんによるものなので多彩なのもある。白印刷だったり特殊紙の地を使っていたりで……いいよね! 私も特殊装丁の本作りたい!(飛躍)(原稿しようね)
というわけでとても楽しい展示会でした。