梅棹 忠夫『知的生産の技術』(1969)

tokeki
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雑な日記すら書く余裕が無かったので、GW中に読んだ本について。55年も前の本だが、以前読んだこの記事から興味を持った。

さようなら、全てのエヴァーノート - 本しゃぶり https://honeshabri.hatenablog.com/entry/Evernote_to_Obsidian

(Evernoteじゃないけど、)仕事でOneNoteを使っていて、いつのまにか無しでは何もできないくらいの必須ツールになり、使い方を再考していた所だったので参考になった。

情報の仕分け方、区切り方、記載ルールの統一等、必要な時にひっぱりやすくしたり結び付けたり入れ替えたりする事はPC以前から試行錯誤されていて、ツールが進化しても管理できなければ悩みは一緒なのが良く分かる。

他にも「メモは安心して忘れるためにある」という言葉や、湯川秀樹や石原慎太郎が同時代の人としてサラッと挙がるのも面白く、読み物としても楽しめた。タイプライターの時代、漢字変換など出来ないからローマ字やひらがな、カナ文字いずれかに統一しようと苦心していた事なんて知らなかったし、手塚治虫あたりがやたらローマ字使ってたのはお洒落じゃなくそういうものだったのか〜と思ったりした。

@tokeki
雑に書く日記です。