これは大学無線部Advent Calendarの3日目の記事です.
動機
「JCCコードは思い出せるのに肝心の地名が思い出せない!!」
みなさんもこんな経験が一度はあると思います.
そこで,JCCコードを地名に変換するSKK辞書を作ってみることにしました.
前提知識
SKKとは?
日本語入力システムのひとつです.
MS-IME や Mozc と異なり,ユーザーが指定した文節に基づいて変換を行なうという特徴があります.詳しい使い方については,以下の記事が大変分かり易いと思います.
私は OS に IME を導入しておらず,日本語入力は基本的に全て Vim 上で動くSKK実装である skkeleton を用いて行なっています.
そのため,本記事の内容についても動作確認は skkeleton on Neovim のみとなっています.予めご了承ください.
作ったもの
実際に動作している様子です.
skkeleton がいつのまにかJISYO形式に対応していたので,こちらの形式でつくってみることにしました.フォーマットとしてはYAML,JSON,Msgpackが使えるようです(よくわかっていない).基本的にはYAMLで辞書作成→JSONに変換して使用を想定しているようですが,今回製作する辞書はそう頻繁に変更されるものでもないので,直接JSONファイルを生成することにしました.
また,辞書の生成にあたってこちらを使用させていただきました.
製作した辞書は以下で公開しています.
おわりに
こんな駄文に最後までお付き合いいただき有り難うございます.
Advent Calendarを完遂しないと年を越せないとの風の噂を耳にしたので,昨日思い付いたネタを急遽記事にした次第です.
4日目の記事もきっと誰かが書いてくれるんだろうなぁ...
tokinasin @ JA7YAA