自分が細かいんだろうな、と思ってる。
でも、これがどうしても好きになれなくて。
「すみません、こちらのトラブルによりデータ提供が遅れます。申し訳ありませんが、よろしくお願いします」
自分のトラブルなんですよね。
ならば、そりゃ約束破ったのなら謝るべきだと思います。もちろん、僕もミスしたり間に合わなかったりするので、そういうときは僕も謝るべき。
でも、だったらしっかり謝れば良いと思うんですよね。
なぜ、そこに、「〜が」を入れる必要があるんでしょう。
「〜が」って、「でも」とか「だけど」と同じ意味のはずで。それはつまり、その手前のことを否定する(反対になる)話をしているわけで。
たとえば、「こちらは悪くないけど、要望に応えられないとき」なら良いかなと思うんですよ。
街の中華料理屋に
「今から伊勢海老を海で釣ってきて、それでエビチリ作って!」
と言ったら、そりゃ「当店ではそのような対応は行なっておらず・・・。すみませんが、よろしくお願いします」なら、わかるんですよね。悪くないけど、でも期待に応えられるなくてごめんな、でもできないもんはできないやで、という。
自分の落ち度や自分側のトラブルなのに、「〜ということなので、すみませんがよろしくお願いします」ってそれ、本質的には謝ってないと思うんですよね。だって、「〜が」の手前を否定してるわけだし。
もっというと「すみませんがよろしくお願いします」って、「悪いけどこれで納得してな」と言ってるわけで、落ち度がある方が押し付けてる言い方だとすら、思っていて。
じゃあどうしたら良いんだって話なのだけど、
「弊社側の⚪︎⚪︎のトラブルで納期が遅れそうでございます。大変申しわけありません。なるべく早くお届けできるよう、進めてまいります。ご迷惑おかけしてしまい、申し訳ありません。よろしくお願いいたします」
で良いと思うんですよね。
自分で謝ると決めたなら、謝りきったほうがいいんじゃないかな、と思います。
少なくとも僕はそうした方が、いろんな人が助けてくれやすいかな、と思ってそうしているんですよね。
それが、どれだけの効果があるのかは僕にもわかりませんけどね。