昨日はホットケーキの日だったらしい。なんてしあわせな記念日。由来は調べてない。明日ホットケーキを焼こう。
ふと、数年前大学の同じゼミだった子に「(私)ちゃんって悩みとかある?」と訊かれたことを思い出した。どうやらその子は思い悩むことがあって、以前から大学の心理カウンセラーのところに行ってお話をすることがあったらしい。その時私はいろいろ思考を巡らせた結果「……ないかも」と答えた記憶がある。昔から夜寝る前とかはひとりでくよくよ考えて気分が落ちて時には泣いて、起きたら忘れるようなタイプの人間だったけど、いざ「悩み」と言われると、それが悩みと言えるのか分からなかったし、少なくともその子に言ったところで伝わるかも分からない微妙な感覚の話になりそうだったので、漠然とした話をダラダラするのもな…と思ってやめたのだった気がする。いずれにしても口からすっと出てくるようなものがなかったのだから、本当に“悩みがない”状態だったんだと思う。
その子は大学の3回生くらいでやっと話すようになって、4回生では卒業制作で2人で研究室に入り浸っていたのでたくさん話はしたけど、お互い前からつるんでた友達が他にいたし、コロナもあってご飯に行ったり遊びに出かけたりということはしなかった。大学ではじめに出会ったのがあの子だったら4年間もっと楽しかったかも、と思うくらいには、優しくてふわふわしていてとてもいい子だった。卒業の時にはその子からも「(私)ちゃんといると自然体の自分でいられてとても居心地がよかった」という手紙をもらってすごく嬉しかったのを覚えている。いつかまた会いたいけど、この先もう会わないような気もする。友達付き合いが苦手なので、というか友達がほとんどいないので(悲)一般的に友達とどう連絡を取るものなのか教えてほしい。でも、元気に過ごしていてくれればそれでいいなとも思う。優しいゆえにちょっと繊細なところがある子だったので、勤務先でひどいことを言われて潰れてしまっていないかが少しだけ心配だけど。
大学には本当にいい思い出がないけど、その子に会えて、同じゼミでボロボロになりながら最後まで頑張れたことは良かったなと思う。コロナがなければゼミのみんなで1回くらいご飯にでも行きたかったな。他のメンバーもいい人たちだった。コロナは悪(本日の結論)。