こんにちは、佐藤友紀です。
2025年11月1日から、晴れて劇団怪獣無法地帯に所属させていただくことになりました!
とてもめでたいですね。
怪獣さんは今年20周年を迎えた歴史ある劇団さん。
きっかけは、職業訓練校で友達になったことえさん(3人いる怪獣さんの脚本演出のお一人)。様々な縁あって関わらせていただくうちに、はちゃめちゃ楽しいし、自分も舞台づくりに手を動かして参加できたら最高だなぁ…の思いを少しずつ言葉にした結果、所属させていただけることになりました。
とても、めでたいですね。
めでたいついでに、「怪獣に所属とか言ってるけど、お前誰?」「確かに…俺って誰?」となった際、いつでも振り返ることができるよう、私の演劇にまつわる思い出とかを書き残しておこうと思い記事を書いてみることにしました。
興味ある方と、記憶をなくした未来の自分は、お付き合いください。
佐藤の演劇のはじまりは札幌第一高校です。
3年間帰宅部で過ごすつもりでしたが、「演劇部の部活動紹介が楽しかった」と幼馴染に溢した言葉が巡り巡って演劇部まで届いてしまい、教室の前に4〜5人の演劇部員がやってきて、
「佐藤君いますか?」
「ア、私です」
「演劇部、興味あるらしいね?」
「・・・はい」
<<入部決定!!>>
という感じで入部が決まりました。
漫画の第一話みたいにドラマチックですよね。運動部なら。
初めて触れた演劇はとても楽しくて、、、濃い人たちに囲まれていろんな経験ができました。
ラーメンズを初めて認識したのが確かこの頃で、千葉滋賀佐賀って、コントだったんだぁ…!と驚きました。
先輩の脚本パワーで高文連では地区大会を抜けて全道大会で優秀賞?だったか?に入れたのはいい思い出です。
4だか8浪した覗き魔の役でした。そんな役ある?
そこからスッと卒業して、佐藤は北海道教育大学旭川校国語科教育専攻に入りました。
入学式、ゼミ紹介、歓迎会、etc...あまりの知らない人の多さに気圧された私は、(せめてなんかできることやってないと多分大学来れなくなってしまう…)と、決死の思いで演劇サークル「演劇集団ダイキャス」に入れてもらいました。
超楽しかった…!!!!!!!!!!!!!!!
自分で短い本を書いたり、出たり、演出したり、出ながら演出したり、エチュードに狂ったり、飛んだり、跳ねたり、流血したり、楽しかった!!!!!!!!!
後ここで新社会人なりたてでぺしょぺしょの大川ちょみさん(もと空の魚所属の演劇お姉さん)と出会うのですが、その縁がこんな未来につながることになるとは知る由もなく、本に結婚指輪だかを仕込んでプロポーズする感じのお芝居に無理やり出てもらった思い出があります。
卒業した後は、演劇とは無縁の人生がはじまり、ひたすら北海道を出たいの一心で、千葉のラーメン屋に就職、社員として働くのがあまりに辛くて即Uターンしたりしてました。
とにかく労働から逃れる時間を増やしたくて通っていた職業訓練校にて、ことえさんと友達になり、ちょくちょく劇団怪獣無法地帯さんのお芝居を観に行くようになりました。
怪獣さんのお芝居はかなりの確率でめちゃくちゃなことが起きるのに、劇場に入った瞬間の空気感やお芝居のセットがとてもきれいで、そのギャップがなんだか面白いなぁと思って観ておりました。
そして、その日はやってきました。
ことえさん含む職業訓練校で出会った友人たちと飲んでいたところ、
「佐藤は旭川でブイブイ言わせてたってちょみちゃんから聞いたんだけど、そろそろお芝居やらないの?」
「全然やりたい気持ちはあるんですけどねぇ」
「じゃあ見学来ちゃえばいいじゃン!」
「いいんですか!?」→速攻で稽古日程が送られてきて、行動力!と思いました
翌火曜日、見学させてもらうことに。
稽古場に辿り着き、恐る恐るドアを開けると、ことえさんが私を紹介してくれました。
私はほぼバイクのサイドカーとして、ことえさんの横で、「ハイ、友達で…」「ハイ、訓練校で…」とぼそぼそ言っていました。
そのまま稽古を見させてもらい、棚さんに「くだらないでしょう?」と言われて「いやいや全然ハハハ」と言いながら、面白いなぁ、本番見たいから空けとかなきゃ―――
「本番出ますか?黒子としてですが。演劇やりたいみたいだけど、宛てがないんですよね?」
「え、あ、いいんですか?是非、是非あの、是非、できるなら参加できればあの、はい、嬉しいです」
―――出てもよいことになった
そっからはあれよあれよという間で、「ここ物の移動どうしよう」「佐藤がいます」「ここの着替えが」「佐藤がいます」「布が」「佐藤」「刀」「佐藤」
といった感じで、座組の皆様のやさしさに包まれながら、とても黒子とは思えない色んなお仕事を任せていただき、楽しい舞台になったのでした。
余談ですが、その時までの30年で同じ芝居の本番を2回以上やることが無かったので、この時6回も本番あってほんっとうに驚きました。
体感だともう終わってるはずのに、まだ山でいえば五合目来てなかったので…
この芝居が終わった後に、亀井さんの代役で台詞覚えてくれる人が欲しいとのお話を受け、「是非佐藤が。」と言って始まった
といった感じで、高校生の時に始めた演劇に、大学でハマって、休んで、また舞台に立たせてもらえるに至るまでの日々でございました。
かなり行き当たりばったりで、楽しいからやりたい!とやっていたお芝居の縁が、こんな未来につながったのは、ひとえに関わっていただいたすべての皆さんのおかげだなぁと思います。
これからも色んな未来に繋がるよう、楽しそうなことのそばに、フットワーク軽く、向かっていきたいものです。
俳優としては、関わりたい、もっと観たい!と思ってもらえるように、引き続きのんびり生きていきますのでどうぞお見知りおきを!
劇団怪獣無法地帯の佐藤友紀でした!