2023年買って良かったもの

tomohisa
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今回は2023年に買って良かったものを5つピックアップして記事にしました。しずかなインターネットを使ってみたかったのでアカウント作ってみました。

特にガジェット系で良かったものを書いていきます。基本的にガジェットは在宅勤務で必要なものが揃っているのですが、最近はポッドキャストに出演させていただいたり、勉強会での登壇を申し込んだりしているので、オーディオ関係のアップデートが多い感じです。

1. MAONO PD400X

オンラインミーティングやポッドキャストで安定した音声を撮るために、USB-Cオーディオと、XLRマイクの両方で使える高機能なマイクを探しました。以前使っていたElgato Wave:3も音声は満足していたのですが、少し添付ソフトのWave Linkの安定性が良くない気がして、時々不調になるので、安定した入力ができればと思って買い換えました。また、Elgato Wave:3 はマイクの側面に対して話すタイプのマイクで、Zoomなどで顔が隠れるのが良くないと感じていたのでマイクの先を口に向けて話すタイプのマイクを探しました。

上の画像はElgato Wave:3のウェブサイトより。

上の画像はMAONO PD400XのWebサイトより。実際はマイクアームで口から5cmから10cmのところまで近くに持ってきます。

Elgato Wave:3と比べるとMAONO PD400Xはマイクの先を口に向けて話すので、顔の下の部分にマイクが設置できます。また、ミュート機能によってミュートしたときにマイク上の赤いライトが点灯するため、周りからもマイクのミュート機能を利用していることを知らせることができます。

このタイプのマイクでは、Shure MV7 や Shure SM7がスタンダードなのですが、その2つはアメリカからは200ドル台、400ドルくらいでちょっと高いと感じたのと、MV7はマイクロUSBなのでちょっと買いたくないと思い色々調べていたら、MAONO PD400XはUSB-Cが使えるというのと、macOSでも使える調整用のソフトがあるので良いかと思いこれにしました。値段も$150程度でした。いろいろYoutubeのレビューを見るに、MAONOのマイクは音質もすごく良いようなので、購入してみました。

感想としては、すごく気に入っていて、XLRでつかわなくても、今のところ安定しているため、USB-Cのみで使っていますが、想定した使いやすさが思った通りで気に入っています。

マイクスタンドは、Elgato Mic Arm LP が引き続き使えています。このマイクアームは上から吊るのではなく、デスクにつけてマイクを下から口先に持ってくることができ、簡単に並行移動できるので使わないときにはデスクサイドに置いておいて、使うときだけ口元に持ってくるのが簡単にできるのでおすすめです。

Sennheiser HD 560 S ヘッドフォン

3.5mmジャックでmacに接続するタイプのシンプルなヘッドフォンです。マイクもついていません。マイクは上で書いたMAONOのUSBマイクを使っているので、聞くだけのもので探しました。

というのもmacOS Sonomaになってから、オーディオが一時的に断絶される問題に困らされていて、安定した接続ができる、3.5mmジャックのヘッドフォンを探していました。この前は、Elgato Wave:3のUSBマイクと、Sennheiser Momentum 4をBluetoothで接続して使用していたのですが、ときどきBluetoothが切れるなどの問題があり、結局大事なミーティングで音が切れることがありました。

そのため、3.5mm専用機で安定した接続になるといいと感じていました。また、これまでオープンバックのヘッドフォンを買ったことがなく、オープンバックのものであれば、会議中でも他の部屋で起きていることがある程度聞こえるのではないかと思って試しに購入してみました。

いろいろなオープンバックのヘッドセットから HD 560Sを選んだ理由は、

  • 重量があまり重くなさそう

  • デザインがシンプルで仰々しくない

  • Youtubeでオーディオの専門家のレビューをみていて、英語圏の5人くらいのYoutuberが二百ドル以内で買うならどれがいいかというのを話していて、2人くらいがこの HD 560Sを選んでいた。

という理由です。使ってみての感想は

  • 実際に隣の部屋の会話は聞こえないが、どんな感じかはわかるくらいで少し安心

  • 音は普通に悪くないという感じ、ちょっと軽い感じはする。Momentum 4の方が音はいいと感じる

  • イヤーカップは大きいがちょっとフェルトっぽくてMomentum 4の方が少し好み

という、全体的にはMomentum 4に劣る(しかもMomentum 4は3.5mmジャックでも使うことができる)ということでベストかというと微妙なところですが、必要十分という感じで、気に入って使っています。

ちなみにマイクおよびヘッドフォンの音声が不安定になった原因なのですが、iPhoneのContiunity カメラおよびマイク機能が有効になっていたせいで、時々iPhoneのマイクが入力機器に自動で追加されて、それによりメインの入力機器が外れてしまうことによって、音が聞こえなくなるという問題でした。こちらに関しては、Continuity機能を完全にオフにすることによって、問題が完全になくなりました。そういう意味ではいろいろアップデートしなくても良かったとも言えるのですが、試行錯誤の過程としてはしょうがないかなとも思っています。

Soundcore by Anker AeroFit Pro

これは自宅用ではなく、外でウォーキングをするとき用のヘッドフォンとして購入しました。耳の中に入れるタイプではなく、耳に引っ掛けて、耳の外から音を流し込むタイプのもので、周りの音が聞こえるのが特徴です。僕は耳の形が耳にいれるタイプのAirPodsタイプのものに合っていなくて、比較的落ちやすいため、AirPodsやBeats Fit Proなどは落ちてしまうため、安定して使用できませんでした。

AeroFit Proは耳に引っ掛けるため、とても安定していて、これまで2ヶ月くらい使っていますが、一度も落ちていないという点では大成功です。ただ、これも耳の形と思いますが、安定して耳に装着した時の位置がちょっと耳の穴から離れているため、最大限にボリュームを上げても音が小さくて、周りの騒音が大き立ったりしたときに、しっかり音が聞こえないという問題があります。

散歩時はオーバーヘッドのものは夏になると暑くなりますし、周りが全く聞こえないのも、危ない気がするので、AeroFit Proはとても気に入っているのですが、やはり完璧ではないという感じですね。

Keychron Q10 Pro + Acoustic Upgrade Kit

メカニカルキーボード好きで、ここ数年色々使っているのですが、個人的には親指シフトを行っているため、親指が複数のキーで使えるキーボードが必須となっていて最近は出来合いのAliceレイアウトのキーボードを購入していました。KeychronのQ8はとても良いのですが、どうしても音が金属音のような音がしていて、テープを貼ってもかなりキンキンとした音が出てしまいます。

プラスチック製のV10も試してみたのですが、音はVシリーズの方が良いのですが、ガスケットマウントではなく、クッションが少ないため、打鍵感があまり良くないという問題がありました。

Q1 ProなどのProシリーズでは音質が改善しているというレビューもあったので期待してQ10 Proが出たときに購入してみたのですが、金属音があまり改善されておらずがっかりでした。ただ、購入した1ヶ月後くらいにAcoustic Upgrade Kitという、緩衝材を追加するシートが発表されて、それを導入したところ、金属音がほぼなくなり、コトコトと良い音になりました。その上でコトコト系のキースイッチである、Kailh Box Cream を導入したところ、これまでのAlice Keyboard系の中では一番良い感じの音になり、大満足して使っています。

これでキーボードは満足してしまった感があるのですが、最近Keychronが磁力でリニアにアクチュエーションポイントを調整できるKeychron Q1 HEというのをKickstarterで予約開始していて、これがQ8 HEやQ10 HEとしてリリースされたらちょっと試してみたい気がします。

Andar Aspen Leather case for iPhone 15 Pro Max

2023年からAppleが環境問題のためにレザーケースを作らなくなったのですが、レザーケースが個人的に好きなので、良いものがあったら今年はレザーケースを試してみようと思い、色々探した結果、こちらにしました。

決め手となったのは、レザーメンテナンスキットが同じブランドから売られているということで、メンテナンス性も考えられているということでレザーメンテナンスキットと一緒に購入しました。

2ヶ月半くらい使った感想としては、ビルドクオリティもよく、色も触るところだけ深めに変わってきており、とても良い感じです。米国からしか購入できないかもしれませんが、ブランドとしてはとてもよく、他のグッズも買ってみようかなとおもいました。

まとめ

今年はAIの台頭により、開発環境などで色々な変化が起きていますが、デバイス面では大きな変更はなく、デスク環境をどれだけ快適にできるかをいろいろ考えてガジェットを買いました。来年以降はVision Proに続くデスクトップディスプレイとしても使えるメガネ型デバイスなども導入を考えていきたいと思います。

キーボード、ヘッドフォンなどに関しては、常に細かな改善が見られているものの、全てにおいて完璧というものがないため、これからもいろいろな点を改善するために試行錯誤していきたいと思います。