あけましておめでとう、とは言いづらい2024年のはじまり。
実は元日の16時くらいに手書きの日記を書いていて「今年は朝から天気もよくて、気持ちいい年明けだ」なんて綴っていたのに、その直後に緊急地震速報。関東は「揺れたね」くらいだったのだけど、テレビを付けたら緊迫するニュースが続いていく。画面を眺めるしかないのは2011年の3月と変わらなかった。名前も顔も知らない誰かの無事を祈るしかない無力さ。何もできないダメージをくらうのはわかっているのにニュースから離れられなくて、結局はテレ東のいつも通りに救われた。
次の日も羽田空港のニュースを見ながら、たくさんの人の無事を祈るしかなかった。
新年だから仕事もなくて、他にすることもないからもろにテレビから勝手にダメージを受けている。わたしがダメージを受けても世界は何も変わらないのに。
一方で、新幹線が運航再開したことや羽田空港の欠航便のこと、企業からの物資提供のことなどのニュースを見ていると、各種インフラを担う人たちのありがたさを強く感じている。いつも通りなんてのはたくさんの人の力で支えられているんだな、なんて改めて思った。
ダメージを勝手に受けているわたしがようやく気持ちを改められたのは、3日に公開された関ジャニ∞のTHE FIRST TAKEを見てから。プレミア公開の途中から見たのだけど、ズッコケのアウトロでギターを気持ち良さそうに弾く横山くんを見て「こんな横山くんを見れる日が来るなんて」と感動していたし、そのあとまさかの2曲目を清々しく歌う5人を見て「わたしもがんばりたいな」とまっすぐに思えたのだ。クソデカ感情なので割愛するけど、とてもよかった。
そして今は、それでもこの世界をわたしは生きるしかないし、突然の大ジャンプなどもできないので、2024年は自分と向き合いながらコツコツ目の前のことをまずやっていこうの気持ちでいる。
わたしがどんな気持ちになっても世界はきっと何も変わらないけれど、せめてわたしが生きていくためにそうできたらいいと、そう思っているところです。