どったんばったんしていた4月もまもなく終わり。
急斜面を登り、2週目の真ん中が山頂。下り道はゆるやかなカーブを繰り返しながら、まもなく麓だと実感するところまで降りてきた。今日は振替休日で、最後の休憩所と言えそうだ。
とはいえ、まだ山中だから冬眠明けのクマに遭遇するかもしれないし、5月になるまで気を抜くことはできない。なんなら5月の2週目には戦いの狼煙を上げるかもしれない面談が待っている。は〜〜〜〜〜〜、充実した人生やっているなあ。
4月は仕事以外も盛りだくさんで、佳境にもなっていそうな不妊治療や振り出しからやり直している家探しとか、その他にもいろいろあって、本当にへろへろしていた。己の体力の低下が目下の課題で「来月からピラティスでも通う？」と疲れ切った頭で考えているところ。
仕事が盛りだくさんの一方で、自分の生活はおろそかになるばかりだった。
チキンタツタが始まってからは週3くらいでマクドナルドを食べていたのだけど、どうにも生きる気力みたいなものが減っている。疲れよりも達成感を求める気持ちが勝った昨日は、カット野菜で焼きそばを作ってみた。夕飯に炭水化物多いな……とためらいもしたけれど、自分でごはんを作ってあったかいものを食べたらちょっと自己肯定感が上がって元気になった気がする。
先日KAT-TUNの『喜びの歌』という、わたしの中での五月病誘発ソングが頭で流れてきたんだけれど、気にしないふりをして宇多田ヒカルの『2時間だけのバカンス』を大声で歌ってみた。withMUSIC最高だったね。宇多田ヒカルの好きな歌詞はたくさんあるけれど、いつだって山場を迎えそうなわたしの頭の中では『山は登ったら降りるものよ』と彼女が歌うのだ。
ひとまずこれが、まもなく麓に到着できるであろう4月の終わりに思う、とりとめのないわたしの頭の中。