運転や車が怖い理由は140字では言えないから

tomoi_ka7
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あらゆる旅行や移住計画で毎回ネックになるのが車問題。夫は免許を持ってないし、わたしは大学4年の終わりに免許を取ってから30mほどしか運転していない。

「ペーパーゴールドなんです」なんて言うと必ず「練習すれば乗れるようになるよ〜」なんて言ってもらえるけれど、正直わたしは自分の運転能力を1mmも信用していない。

教習所ではじめに受ける適性検査でも運転不適合者の判定を受けているし、右と左、ブレーキとアクセルを何度も踏み間違えてきた。気分にムラもある。ニュースで高齢者がコンビニに車で突っ込んだと聞くたび、とても他人事とは思えなかった。わたしが運転するときは、命を投げ出すか奪うときだという恐怖心が拭えない。

付け加えると、幼いころのトラウマもある。40歳を超えて免許を取った母の運転で初めてドライブしたときに、助手席の父が「それじゃブレーキ遅すぎる」とか「なんで今行かなかったの?」とか終始運転手の母に言っていた車内を思い出すと、怖くなって運転したいなんて思えなくなるのだ。

運転したくないし、できればタクシーも自家用車にも乗りたくない。車がこわい。

車がなくても生活できる都心で18年近く過ごしてしまったのもある。歩ける範囲で事が足りるから、普段の生活には何一つ不便はない。

でも旅行や地方移住となると話は別だ。特に地方は車がないと生きていけないことを、生まれてからの18年の暮らしでわたしは嫌というほどに体験してきた。

それでも都心から離れたい気持ちが少しある。トラウマをどうにかすべきか、夫に免許取ってもらうか。

2024年は、そのあたりにも向き合わねばいけない予感がしている。

@tomoi_ka7
主に書いています。旧 Twitter:@tomoi_ka7