3月、あっという間に過ぎていったという感じがある。仕事が妙に忙しいというか、コンテキストスイッチがうまくいっておらず非効率になっているのかわからないが、なんかバタバタしてるうちに終わった印象。なんだかんだで今の職場で働きはじめてまる1年になり、これもまたあっという間だったなという感じがある。ぼちぼちやっていく。
『よふかしのうた』が完結した。正直後半は中だるみしてるな〜という印象があったのだけど、最終巻がうまく言葉にできない良さがあって繰り返し読んでしまっている。特に第195夜(よふかしのうたは話数のことを「夜」と読んでいたんだね)「どうせどこにも」がすごい。これまで夜について描いていた漫画が唐突に真夏の昼の青空を描いて、しかもそれが真っ黒のトーンで塗られていて、黒いのにとても鮮やかに見える。夜と青空って、空の鮮やかさというか、抜け感というかが実は紙一重なのではないか?という気分になり、そして、そのシーンのナズナが揺らいで、夜明け前の薄明につながっていく。この一連の空気感の変化、悲しみと穏やかさが少し混ざった「そうだよね」を求めて、自分はこれから定期的にこれを読むんだろうなという予感がある。素晴らしい。
定期的に行くフレンチのお店でコースを食べるといういつもの会をやり、またフォアグラを食べて美味さのあまり悶絶するなどの行為を行っていた。フレンチで「男子たちは多めにしといたから」とか言われることってあっていいのか?また次の回が楽しみ。