2023/12/31

toofu
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年末、帰省で関西に帰るついでに友人と3泊ほど旅行していた。琵琶湖を車でぐるっと一周して、朝の湖サイコーやな〜とか思ったりしていた。

最後は特に予定を決めずに京都でぶらぶらする一日だったのだけど、なんか「特に予定を決めずに複数人で集まってぶらぶらする」というのが久しぶりな感じがして新鮮だった。友達と集まるときはだいたい「謎解き公演に行く」とか「飲みに行く」とか、何かしら予定があって集まって、何かしらの行程に沿って動く感じだけど、今回は数日前からすでにいっしょにいて、今日なにかのために集まったという感覚が一切なく、しかもやることも決めておらずただただぶらぶらしているのが気持ちよかった。

いつから、何かしらのコンテンツを媒介にしないと人とつながれなくなったんだろう。もちろん誰かと一緒にコンテンツを消費する(または創造する)ことの楽しさもあるけど、僕たち自身がいくらでもつながりしろがあって、ただ話したり一緒に歩いたりするだけでよかったはずなのに。みんなそれぞれに大事にするものがあって、他の人とつながっていくにはそれを切り崩していかなきゃいけなくって、そのためには何かしらの目的が必要になっているのかもしれない。何が正しいのだろうね。

ひとりでぶらぶらするのは何回もやってるけど(それも減ってる気がする、それは体力の衰え)、何人かで目的もなくだらだらするというのはなんとも言えない心地よさがあり、今後も特に用事ないけど集まれるような関係性を人と築いていけるといいですねと思った。