最近見た映画のひと言感想(2024/2~3)

tori_umi
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ネタバレは控えめだけど一応注意。

落下の解剖学(2023)

タイミングがちょうど合って公開初日に劇場で観た(日本公開は2024年)。ミステリーではなくドラマジャンルだったのは驚き。主人公役のザンドラ・ヒュラーの演技がとても好きだった。

ゴールデンカムイ(2024)

初めて行く劇場で観た。原作漫画はラストまで読んでてアニメは未視聴。原作を忠実に再現してあってよかった。アシリパさんに子役を起用しなかったの、正解を選んだ感じがする。変顔の再現度すごい。

メメント(2000)

観てよかった〜〜〜〜〜。「名作っぽいから落ち着いて観られる時に見ようと思って永遠に観ていなかった作品」のひとつ。フォロワーに観ようと言われなかったらたぶんまだ観られていなかった。ノーラン監督は昔からこういう映画が作りたくてクリエイティブやってんだなと言うのがかなり伝わってきてよかった。インセプションの多重構造やTENETの時間切り貼りに受け継がれるエッセンス、物語の構造と映像の構造に関連性を持たせるアイデア、何を取っても良い。突然人生で好きな映画10選に躍り出てきた、こんなことあるんだな。最高だった。

ハズビン・ホテルへようこそ(2024)

映画ではなくアニメシリーズ。2024年にアマプラ独占配信を開始した旬の海外作品。カートゥーンのノリに慣れていないと最初は面食らうが、数話観るうちに癖になる。2期が待ち遠しい。

ハリー・ポッターと炎のゴブレット(2005)

フォロワーとハリポタシリーズを1から観なおしていく会、4作目。アズカバンの囚人に比べるとなんかとっちらかった印象を受けた。色ボケとシリアス展開を混ぜるのやめてくれ。

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(2007)

またなんか随分視聴者置いてけぼりの感覚があるな……人死にが多くなって雰囲気はどんどんシリアスになってるのはわかるんだけど、説明がなさすぎて「あ、そういうものなんだ……」としか思えない。説明を求めて原作を読みたくなった。

ハリー・ポッターと謎のプリンス(2008)

打って変わってかなり楽しめた。なんかところどころ見たことある気がするのに謎のプリンスの正体は全く覚えてなかったのでもう初見と言っていいと思う。どっかで観るのやめた気がするってずっと言ってるけどなんかもう全部観てるのかもしかして。

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1(2010)

暗い。つらい。ハーマイオニーの覚悟がすごい。ロンが離脱するところでハーマイオニーが残ったのを見て、ずっとうっすら思っていた「ロンはおもしれーやつだからまあわかるとして、ハーマイオニーにとってハリーってどういう存在なんだろう?どうして助けたい、力になりたいと思うんだろう?」という疑問を一緒に観ていたフォロワーにぶつけた。その場では結論が出なかったけど、後で妹と話して「ハーマイオニーは変わり者だから昔から仲の良い友人ができづらかったが、そんな中でただただ"一緒にいてくれたこと"に恩を感じている。ハーマイオニーにとってはハリーとロンが隣にいてくれるだけでよかった」ということに気づき、ホロリ……となった。

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2(2011)

本当にあっけなく人が死ぬ。だからこそ死の呪文でも死なないハリーが異様に見えるのかな……。悲しい運命を背負った少年が心の底から信じる人間が、別に聖人でもなんでもなく、時には他人を道具のように扱う秘密主義の男であるというキャラデザ、すごい。これは確かに過去編が作られるのも納得した。ファンタビもこれから観るので楽しみ!